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最終更新日:2024年4月22日

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公法訴訟システム

公法訴訟システム
司法権の概念、違憲審査の制度と手続、行政訴訟の基本構造と実効的救済のあり方等について検討する。すなわち、上級憲法で学んだ国家行為の合憲性判断が行われる制度的な枠組みを具体的に検討するとともに、上級行政法で学んだ行政活動の適否の問題を、どのような場合に、どのような訴えおよび仮の救済の申立てにより争うことができるかを、具体的な事例において多角的に論じる能力を養う。最高裁判例等を素材とし、討論を交えて授業を進める。第1回から第6回を宍戸が、第7回から第12回を太田が、それぞれ担当し、第13回は共同で実施する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-6131
GLP-LS6113L1
公法訴訟システム
宍戸 常寿
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
第1回 司法権・裁判所・違憲審査制 第2回 司法権の限界・違憲審査の対象 第3回 違憲主張の方法 第4回 憲法判断の枠組み・方法 第5回 憲法裁判の方法 第6回 憲法裁判の帰結    第7回 処分性(1) 第8回 処分性(2)・原告適格 第9回 訴えの利益の事後消滅・執行停止 第10回 義務付け訴訟 第11回 処分差止訴訟・当事者訴訟 第12回 無効等確認訴訟と無効前提訴訟 第13回 質問タイム
授業の方法
双方向的授業を中心に行う。
成績評価方法
筆記試験を行う(2時間)。 平常点を考慮する。 レポートを課さない。 成績をA+・A・B・C+・C-(2011年度以前の入学者はC)・Fで評価する。
教科書
予習のための設問をTKCのシステムにアップロードする。
参考書
参考書  長谷部恭男=石川健治=宍戸常寿編『憲法判例百選ⅠⅡ』(第6版、2013)  芦部信喜・高橋和之補訂『憲法』(第7版、2019)  宍戸常寿『憲法 解釈論の応用と展開』(第2版、2014)  高橋和之『体系憲法訴訟』(岩波書店、2017)  宇賀克也『行政法概説Ⅱ』(第6版、2018) 大橋洋一『行政法Ⅱ』(第3版、2018) 小早川光郎『行政法講義下Ⅱ』(2005)、『行政法講義下Ⅲ』(2007) 塩野宏『行政法Ⅱ』(第5版補訂版、2013)  宇賀克也=交告尚史=山本隆司編『行政判例百選Ⅱ』(第7版、2017)  大橋洋一=斎藤誠=山本隆司編『行政法判例集Ⅱ 救済法』(第2版、2018)
履修上の注意
十分な予習をしてくること
その他
毎年開講