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最終更新日:2024年4月1日

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現代ヨーロッパにおける国家とデモクラシー

EUの統合と解体を考える
この10年間、一連の危機に見舞われたEUは、複合的な危機を十分に克服しないまま、ついに主要加盟国の一つが離脱する事態を迎えた。今後もさらなる離脱が続き、共同体は解体へと向かうのだろうか。あるいは、過去においても離脱は起こりえたにもかかわらず共同体は存在し続けたから、これから(たとえさらなる離脱があろうと)も解体に至るとは考えられないのだろうか。拡大と深化を暗黙の前提としてきた諸理論を再検討し、統合(integration)と解体(Disintegration)のシナリオについて考察してみたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-304-59
GLP-LP6317S1
現代ヨーロッパにおける国家とデモクラシー
平島 健司
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
まずは、Hans Vollaard, European Disintegration. A Search for Explanations, Palgrave Macmillan 2018.を題材として章ごとに読み進める(全10章とエピローグ)。続いて、議論を深めるべき論点につき、最近のジャーナル論文を選んで読み進めたい。
授業の方法
参加者の中から各回の報告担当者を決め、質疑応答と議論を行う。
成績評価方法
平常点による。
教科書
教科書ではないが、上記英文図書を中心に読む。その他の雑誌論文を含め、コピーないしファイルは当方で用意する。
参考書
予備知識となる基礎的な文献については初回にこちらから紹介する。
履修上の注意
参加者には担当する報告ばかりではなく、議論への積極的な参加が求められる。 なお、本演習はオンラインで実施するが、初回のガイダンスのみ対面で行う(場所は社会科学研究所本館1階の第1会議室)。