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最終更新日:2024年4月1日

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日本政治思想史史料会読

日本政治思想史史料会読
主に日本政治思想史を専攻する大学院生を対象にして、明治時代に活躍した思想家、中江兆民の文集である、『中江兆民評論集』(松永昌三編、岩波文庫、1993年)を会読し、討論する。余裕があれば、同じ岩波文庫から刊行されている『三酔人経綸問答』『一年有半・続一年有半』にも読み進む。

テクストは現代日本語ではなく、漢文訓読調の文語文である。これを読解する訓練、また関連文献を探索する練習をかねて行なう。各自の準備として、毎回必ず辞書を引き、引用の出典をチェックする作業が必要。それにつきあう気があるならば、他分野専攻の人も大歓迎である。将来もし外国に行った(もしくは帰った)とき、日本の伝統文化についても知っているという顔ができるという特典もあるかも。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-304-17
GLP-LP6305S1
日本政治思想史史料会読
苅部 直
S1 S2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
(4月24日修正)大学のコロナウイルス警戒基準が緩和されれば対面形式で行うが、緩和されないかぎり、ITC-LMSの掲示板のスレッド上でゼミを行う。『中江兆民評論集』を、1回20頁ほど読み進め、議論するところから始め、状況に応じて教材・方法を考える。詳しい計画については、履修者が確定した4月27日に、ITC-LMSの「教材」欄にシラバスをアップするので、それを参照すること。初回は5月15日。
授業の方法
(4月24日修正)毎回、一人担当者を決める。担当者はテクストの内容の要約を文章(A4判1枚、1500字程度以内)にまとめ、Wordファイルで「課題」欄に事前にアップすること。またほかの参加者も、各自テクストを精読して、疑問点や考えたことを簡単にまとめ(文章でも箇条書きでもよい)、Wordファイルでアップすること。事前に全員が見られるようにしたいので、どちらも締切は木曜の12時。
成績評価方法
(4月24日修正)提出課題・コメント・議論のパフォーマンスによる。
教科書
『中江兆民評論集』(松永昌三編、岩波文庫、1993年)。各自購入すること。
参考書
中江兆民『三粋人経綸問答』(桑原武夫ほか訳・校注、岩波文庫、1965年)  同   『一年有半・続一年有半』(井田進也校注、岩波文庫、1995年)
履修上の注意
(4月24日修正)無断での不参加は厳禁。事情があれば必ず事前に連絡すること。