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最終更新日:2024年4月22日

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交渉と案件形成・紛争解決Ⅰ

交渉と案件形成・紛争解決Ⅰ
 本演習は、国際的な取引および紛争における、弁論および交渉の実践的技法と理論的洞察を修得することをその目的とする。仮想事例を用いた様々な弁論・交渉シミュレーションによって、弁論・交渉の相当程度の現実的な状況や心理を実体験することができ、弁論・交渉における理論的問題や法的問題に対して現実感をもってアプローチすることが可能となる。
 本演習参加希望者は,11月に予定されている『大学対抗交渉コンペティション』への参加も視野に入れておいて欲しい(このコンペティションの詳細については大会ホームページ(http://www.negocom.jp/*****)を参照。東大チームは全20 回中9回優勝、3回準優勝であり、2019年度は優勝および日本語仲裁の部、日本語交渉の部で第1位に輝き、2020年度・2021年度も総合3位(国内大学最高位)となった。
 英語交渉の部の最高得点テームは、2023年夏に予定されている国際交渉コンペティションに日本代表として出場できる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-303-34
GLP-LP6217S1
交渉と案件形成・紛争解決Ⅰ
平野 温郎
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
 参加型実習方式で実施する。状況が許せばゼミ合宿も行う計画であるほか、他大学(海外を含む)の交渉ゼミとの交流も予定している。  
授業の方法
 演習。交渉ゲームやシミュレーションを活用して実施する。パワーポイント等を利用したプレゼンテーションも実施する。  授業は原則として対面で実施する。
成績評価方法
 平常点とリポートによる。
教科書
 別途指示する。
参考書
 フィッシャー&ユーリー『ハーバード流交渉術』(”知的行きかた文庫” 三笠書房 他)  フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所 『よくわかる国際仲裁』 (商事法務、2014年)
履修上の注意
 参加者・チーム同士での交渉シミュレーションを実施するので、欠席は原則として認められないことに留意すること。止むを得ない事由によって欠席せざるを得なくなった場合は、必ず事前に教員と当該週の担当者に連絡して、シミュレーション対戦の組合せなどで他の参加者に迷惑を掛けないようにしなければならない。
その他
 2019年度以来になるが、総合法政専攻の学生(特に民商法専攻)に対しても募集を行う。  交渉コンペでの総合優勝を目指すが、ただ勝つことだけが目的では勿論ない。参加者は、グローバルな人材としての品格や志を備えるように努力することが求められる。一方で、一流の実務家等による実践的な学びや、内外の幅広い交流を大いに楽しみ、また多様な人的ネットワークを構築することが可能である。参加者には、将来のために是非こういった機会を活用してほしい。