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最終更新日:2024年3月15日

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知的財産法

 知的財産法関係、特に著作権関係の裁判例を題材に、著作権法をめぐる各種論点に関する裁判例、学説の状況を理解するとともに、著作権法に関して新たな問題に突き当たった場合にその解決策を探るための応用力を磨くことを目的とする。
 授業は演習形式で行われ、初回のガイダンス以降は、原則として一つの裁判例を題材に、予め指定された受講者が報告をし、その後、質疑応答を行う。単位修得のためには、この報告にくわえて、レポートの提出が必要となる。ただし、本演習は法学部との合併で開講されるために、演習参加者が多数に上った場合、大学院生の受講者の全員が報告とならない可能性があるが、その場合でも、いずれにせよ単位修得のためにはレポートの提出が必要となる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-302-56
GLP-LP6132S1
知的財産法
田村 善之
A1 A2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
初回にガイダンスとして著作権法の概要を説明する。 2回目以降は、予め指定した裁判例に対する参加者の報告となる。 テーマは下記のものを予定しており、なるべく最新の裁判例の動向を反映するために、多少の入れ換えがあることに留意されたい。とりあげる裁判例のリストは初回に配布する。 第1回 ガイダンス(著作権法の概要) 第2回 著作物性(創作的表現) 第3回 著作物性(文化の範囲) 第4回 著作権侵害の要件(依拠) 第5回 著作権侵害の要件(類似性) 第6回 著作権侵害の要件(類似性) 第7回 著作権侵害の要件(法定の利用行為) 第8回 著作権侵害の要件(法定の利用行為) 第9回 著作権侵害の要件(著作権の制限) 第10回 著作権侵害の要件(著作権の制限) 第11回 著作権侵害の効果 第12回 著作権の帰属 第13回 著作権の経済的利用
授業の方法
演習
成績評価方法
平常点による/レポート等による 【授業の目標・概要】欄に詳細を記したので、そちらを参照されたい。
教科書
田村善之『知的財産法』(第5版・2010年・有斐閣) 416~488 頁(著作権法の箇所)
参考書
田村善之『著作権法概説』(第2版・2001年・有斐閣)[ただし絶版] 田村善之=高瀬亜富氏=平澤卓人『ロジスティクス知的財産法Ⅱ著作権法』(2014年・信山社)
履修上の注意
なし
その他
次年度も開講(ただし、当年度と異なり、著作権以外の知的財産法の分野を扱う予定)