Sセメスターに開講される「信託法」の講義を履修することが望ましいが、未履修者の参加も歓迎する。民法・商法・会社法・民事訴訟法などの民事法に関する基礎的知識が備わっていれば、演習の議論についていくことに支障はないはずである。 演習に先立って、信託法について勉強しておきたいと考える者は、夏休み中に、道垣内弘人『信託法入門』(日本経済新聞出版社・2007年)や井上聡『信託の仕組み』(日本経済新聞出版社・2007年)を一読しておくとよい。
参加希望者は、予め、大学院係に対し、志望理由書を提出することが求められる。志望理由書には、信託法に関心を有する理由のほか、報告を希望するテーマについて記載して欲しい。