大学院
HOME 大学院 信託法文献講読
過去(2020年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

信託法文献講読

日英の信託法の教科書や文献をもとに、信託および信認の概念について考える。 
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-302-04
GLP-LP6121S1
信託法文献講読
沖野 眞已
A1 A2
月曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
 日本法の信託法における信託は、英米法の信託概念を基礎としている。大陸法系である日本の民事法において信託および信託法をどうとらえ、位置づけていくかは一つの課題であった。一方、他国に目を向けると、大陸法系の諸国において「信託」を法制化している国がいくつもあるが、しかし、各国における信託の制度や概念は、一律ではない。  また、信託は信認を基礎とする仕組みであるとか、信託受託者はフィデューシャリーの一つないしその最たるものであるとされる。信認やフィデューシャリーの概念は、信託固有というわけではなく、例えば、金融の領域でしばしば言及される。しかし、その概念は必ずしも明瞭とは言い難い。  本演習では、このような状況を念頭に置いて、あらためて、日本における「信託」の制度の特徴や意義、信認やフィデューシャリーの概念の内容や特徴を、他の法域を参考にしつつ、考えることとしたい。  具体的には、文献(日本語および英語)を読み、それについて討論を行う。 
授業の方法
演習
成績評価方法
平常点を考慮する。 レポートを課す。
教科書
日本法については、道垣内弘人『信託法』(有斐閣)
参考書
開講時に指示する。
履修上の注意
信託法を履修済みである必要はない。