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日常生活下調査から認知・行動変容までの教育・健康科学応用
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最終更新日:2024年4月1日
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日常生活下調査から認知・行動変容までの教育・健康科学応用
近年、行動医学・健康心理学領域を中心に、生態学的妥当性の高い調査として、携帯型コンピュータやセンサを利用して日常生活下で事象を評価記録する日常生活下調査が重要視されてきた。今日では、日常生活下で評価するだけでなく人の認知や行動を変容させていこうとする試みが行われつつある。本講義では日常生活下調査についての基礎的な知識や解析法を含む具体的な手法をまず学び、介入を含めた今後の発展可能性について考察することにより、これらの手法を教育・健康科学分野で活用していけるようになることを目指す。
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日常生活下調査から認知・行動変容までの教育・健康科学応用
菊地 裕絵
A2
水曜1限、水曜2限
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
1.オリエンテーション
2.なぜ日常生活下調査なのか・EMA(1)
3.なぜ日常生活下調査なのか・EMA(2)
4.食行動に関する日常生活下調査
5.生理指標・身体活動に関する日常生活下調査
6.日常生活下調査データの解析
7. 日常生活下調査の活用例
8.日常生活下調査体験実習
9.日常生活下調査の関連領域
10.日常生活下調査データ解析実習
11.今後の発展:項目反応理論・適応型問診、介入
12.まとめ
講義(グループディスカッション、論文紹介を含む)および実習をおこなう。
当該分野の代表的な文献に触れるため、初回の講義時に担当論文の割り当てを行うので、論文紹介の発表準備を担当回までに行うこと。講義後半では、日常生活下調査の実際について、実際に調査やデータの取り扱いを体験しながら学習し、教育・健康科学分野への応用について考える。
レポート(80%)に平常点(出席・授業参加態度等;20%)を合わせて評価する。
事前の知識は多くを求めないが、講義の中で、意見や質問を出してもらう機会を多く持ちたいと考えているので、素朴な疑問でも気後れせず発言していただきたい。また積極的な参加を期待する。