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最終更新日:2024年4月22日

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グローバル時代の国際移動と教育

グローバル時代の国際移動と教育
21世紀は「移民の時代」といわれる。グローバル化の進展によって人・モノ・情報の国境を越えた移動が加速化し、一国内の多民族化・多文化化が進む中、これまでの国民国家を前提とした教育はさまざまな挑戦をつきつけられている。本講義ではグローバリゼーションやトランスナショナリズムを背景とした移民の増加が、どのように日本の学校教育、家族、地域社会に影響を及ぼしているかという問題について、国際比較の視点から理解を深める。特に、移民の若者や子どもたちがホスト社会において直面する文化的・構造的障壁について、階層、ジェンダー、人種、エスニシティの視点を交えて考察を行う。多文化主義や批判的多文化教育の展開について学び、マイノリティのエンパワーメントと教育の関係性について具体的事例をもとに検討する機会を提供する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-212-15
GED-IE6244S1
グローバル時代の国際移動と教育
額賀 美紗子
A2
火曜3限、火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
第一週 イントロダクション: 日本における移民受入れの背景・状況・教育的課題 第二週 移民の子どものホスト社会への適応過程 第三週 移民の子どもとエスニック・アイデンティティ 第四週 移民の子どもと家族 第五週 移民の子どもと学力 第六週 批判的多文化教育とマイノリティのエンパワメント 第七週 個人プロジェクト発表
授業の方法
演習形式 1回の授業につき、課題文献(英語、日本語1本づつ)を読み、事前にコメントを作成して授業に参加すること。文献の内容にもとづくディスカッションを中心に授業を進める。
成績評価方法
出席10%、授業内課題40%、最終レポート50%
教科書
額賀美紗子・芝野淳一・三浦綾希子 2019 『移民から教育を考える-子どもたちを取り巻くグローバル時代の課題』ナカニシヤ出版.
参考書
随時指定する
履修上の注意
毎回の出席と積極的な議論への参加を求める