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最終更新日:2024年4月1日

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現代日本社会における教育・仕事・家族

現代日本社会における教育・仕事・家族/ Education, Work and Family in the Present Japanese Society
日本社会における家族・教育・仕事の関係性の特徴とその変化について、様々な文献やデータを読み取るとともに現実の中で活動している方々に接することを通じて、現在の日本社会が抱える諸課題とそれへの対策について認識を深める。
一般的・抽象的なレベルでは、ある社会の構造とその変動を俯瞰的に捉える見方、国際比較により社会間の体制の相違を知り特定の社会状況を相対化する見方、図表を読み取りながらデータが意味している事柄を解釈する力、ある社会で支配的な言説や規範を批判的にとらえ返す力などをつけることを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-212-01
GED-IE6201S1
現代日本社会における教育・仕事・家族
本田 由紀
S2
火曜4限、金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
授業計画 第1回:オリエンテーションおよび概論 第2回:近年の教育政策の動向 第3回:教育と貧困 第4回:教育機会と教育費 第5回:教育内容と教育方法 第6回:教育理念と政治思想 第7回:公教育のゆらぎ 第8回:家族の現状 第9回:家族政策の動向 第10回:少子化と子育て 第11回:仕事の現状 第12回:労働政策の動向 第13回:教育と仕事の接合 第14回:仕事と家族の両立 第15回:期末レポート構想発表
授業の方法
文献を講読する授業と、多様なゲスト(NPOや行政職員、研究者など)を招いて議論をする授業とを組み合わせることにより、現代日本社会の現実と、目下進行中の様々な変革の動きや取り組みについて知り、その中で個人がいかなる役割を果たしてゆけるかについての認識を形成する。 授業で得た知識をふまえ、期末レポートでは現代日本の家族・教育・仕事に関わるミニ研究を課す。
成績評価方法
授業時に提出する講読票およびコメントシートと、期末レポートを7:3の比率で評価する。
教科書
テキストは初回の授業で指示する。
参考書
本田由紀『社会を結びなおす』岩波ブックレット、2014年 本田由紀『教育の職業的意義』ちくま新書、2009年
履修上の注意
現代の親子関係、若年労働市場、教育政策、社会福祉などについて社会的課題と研究上の課題を幅広く押さえる内容の授業であるため、それらに関する実証的研究に取り組もうとする者にとって直接的に役立つことはもちろん、社会学の方法論・理論についての基礎教養を得ることができる。