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最終更新日:2024年4月22日

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教育臨床学基本演習

この授業の到達目標は、現代教育を規定している諸概念について、臨床哲学的な考察を行うことである。教育の臨床哲学は、人間一人ひとりのかけがえのない「一つの命」に応答することを教育の基本様態と位置づけつつ、存在論的な深みから、ひとがよりよく生きる方途としての教育を構想する試みである。教育臨床学の基礎概念を思想史的知見を踏まえつつ確認することで、よりよく生きるための教育の基礎づくりを試みる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-05
GED-IE6104S1
教育臨床学基本演習
田中 智志
S1 S2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
第1回 授業の概要(教育臨床学とは) 第2回 教育の臨床哲学について 第3回 人間的であるとはどういうことか 第4回 音楽の力を考える1 第5回 音楽の力を考える2 第6回 映画の力を考える1 第7回 映画の力を考える2 第8回 文学の力を考える1 第9回 文学の力を考える2 第10回 芸術の力を考える1 第11回 芸術の力を考える2 第12回 現代の教育論について1 第13回 現代の教育論について2 第14回 哲学するという営み 第15回 授業のまとめと最終レポート
授業の方法
教育臨床学の基本的な方法は、私たちがよりよく生きるために、そしてよりよい教育を構想するために、私たち自身の思考様式を批判的に考察することである。そのために、現代社会における主要な教育概念を取りあげ、その前提命題を問い直しつつ、その機能・逆機能を把握する。授業は基本的に演習形態である。
成績評価方法
評価は平常点、小レポート点、最終レポート点の合計によって決定する。 1 毎回、出席状況を確認する。 2 毎回、小レポートを課す。評価の40%に相当する。 3 学期末の授業最終日に最終レポートを課す。評価の60%に相当する。
教科書
授業の初回に指示する。
参考書
授業中に指示する。また適宜、追加する。
履修上の注意
履修者は、教科書や参考書を適宜読み込み、報告・議論の準備をしてください。