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最終更新日:2024年4月1日

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教育思想演習

教育思想演習
「主体的、対話的で深い学び」ということが学習指導要領に盛り込まれ、それを「評価」するためのデータ利活用が喧伝されつつある今日、それは本当の意味での主体性を養うことにつながるのか、統治や管理のための主体性の動員、飼い慣らしにならない保証はどこにあるのか。そうした問題を含め、OECDのエージェンシーをめぐる議論やバトラーのエージェンシー論を検討の素材としつつ、議論を深めていきたい。アルチュセール、フーコーのsubjectがバトラーのagencyへと展開していく理論的位相の教育学的見極めが、論点となる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-02
GED-IE6102S1
教育思想演習
小玉 重夫
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
 今のところ予定している授業計画(シラバス)は以下の通りであるが、一部変更する可能性もある。  小玉重夫『教育政治学を拓く』の検討 5回  OECD『2030 年に向けた生徒エー ジェンシー』の検討 1回  ジュディス・バトラー『権力の心的な生』月曜社、序論の検討 3回  ジュディス・バトラー『問題=物質となる身体』以文社、序章の検討 4回  
授業の方法
講義とグループによる討論を主とし、論文作成支援を兼ねたレポート作成と授業中の学生によるプレゼンを、随時導入する。各人の感心に応じて、修士論文、博士論文の準備にも資するようにしたい。
成績評価方法
 レポート・発表と平壌点によって行う。授業中にプレゼン、発表が求められる。
教科書
 小玉重夫『教育政治学を拓く』勁草書房
参考書
 関連する資料、教材をウェブサイトにアップして、受講者がダウンロードできるようにする。
履修上の注意
 初回の授業時(4月8日予定)に発表の分担等を行う予定である。
その他
本授業は感染状況にもよるが、原則、教室での対面で行う予定であるが、一定の条件希望者の希望者のオンラインでの受講も認める。