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最終更新日:2024年4月22日
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文化遺産研究の諸問題
文化遺産研究の諸問題
古物・美術品、歴史的建造物、名所、考古遺跡、古文書、芸能、工芸、慣習、伝説、文化的景観などをすべて包括できる「文化遺産」は、いかにも不思議な概念である。ほとんどの者は「文化遺産」が何かを漠然と理解できるが、その総体を明確に説明することは難しい。本演習では、文化遺産の正体は何かを執拗に問い続けていく。今日の英語圏の文化遺産研究(heritage studies)において中核を成す理論的テーマ群を採り上げ、各テーマを概説した上で、その有効性について参加者全員で議論する。受講者には、週ごとに事前に指定された英語論文*を読んだ上で授業に出席すること、また発表を最低一回行うことが求められる(発表回数は受講者数に応じて調整)。
*各受講者は、自身の関心(たいていは修士論文や博士論文のテーマ)に沿った英語文献を選んで指定できます。各週に読む文献の長さは15頁程度。
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