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最終更新日:2024年4月22日
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比較社会学のフロンティア
新たな研究の地平を切り開く/ Creating pioneering researches
社会学研究を取り巻く環境は、この20年ほどの間に急速に変化しました。大規模なデータベースが蓄積され、一次データを取らなくても十分意味ある知見を引き出すことができるようになりました。海外での調査が容易になり、国際的な共同研究、比較研究が多く行われるようになったばかりか、研究テーマがグローバルな拡がりをもち、各国の研究者が共同で研究に従事するスタイルが一般的になりました。
これらすべて、グローバリゼーションの進展を密接な関係を持っていますが、この授業では、こうした事情を踏まえ、参加者独自の問題意識に基づく(比較)社会学研究の地平を切り開くことを目的としています。
既存の理論や分析枠組み、研究動向の批判的な検討、データを利用した独創的な比較分析、研究の深化のための外国語(主として英語)での報告など、授業への参加者は多くの作業を要求されることになります。その最終的な成果は、台湾大学社会学系との合同ワークショップで報告することになります。
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