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最終更新日:2024年4月1日

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ロシア・ソ連小説評論読解Ⅰ

スラヴ語学スラヴ文学特殊講義V/ ロシア・ソ連小説評論読解I
革命直後のロシアでは、新しいソ連国家のための新たな芸術を作り出すべく様々なグループがしのぎを削っていました。その中から登場し1920年代に大きな影響力を持ったのが、アヴァンギャルドのレフ(芸術左翼戦線)です。この授業は、美術・映画・演劇など芸術の幅広い領域にまたがるレフの活動を視野に置きつつ、特に文学において作り出されていった「ファクトの文学」の理論をテーマとします。関連する論文や同時代の評論、作品といった様々な文献を講読し、アヴァンギャルドの言語芸術の展開を、革命後のソ連を背景に文学史・文化史的に理解することができるようになります。今学期は、レフの文学活動のアウトラインを把握します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21223602
GHS-EA6F01L4
ロシア・ソ連小説評論読解Ⅰ
楯岡 求美
S1 S2
木曜3限
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講義使用言語
日本語/ロシア語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
(1)ガイダンス (2)レフとソ連文化1 (3)レフとソ連文化2 (4)レフとソ連文化3 (5)「生活建設の旗印のもとに」と「ファクトの文学」1 (6)「生活建設の旗印のもとに」と「ファクトの文学」2 (7)「生活建設の旗印のもとに」と「ファクトの文学」3 (8)「生活建設の旗印のもとに」と「ファクトの文学」4 (9)「生活建設の旗印のもとに」と「ファクトの文学」5 (10)『レフ』と『新レフ』1 (11)『レフ』と『新レフ』2 (12)『レフ』と『新レフ』3 (13)トレチヤコフ『モスクワ―北京』
授業の方法
講義形式で行うロシア語講読の授業です。
成績評価方法
授業への参加状況(発表・発言など) 70% レポート(A4用紙1~2枚) 30%
教科書
プリントを配布します。
参考書
授業内で紹介します。
履修上の注意
この授業はAタームの「スラヴ語学スラヴ文学特殊講義VI/ ロシア・ソ連小説評論読解II」と内容のうえで連続しているので、続けて履修すると理解がより深まります。ただ、Sタームのみ受講することも可能です。ロシア語文献の講読が中心となりますので、初級文法を一通り習得し終えた方の受講を歓迎します。