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最終更新日:2024年4月1日

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臨床死生学特論

臨床死生学特論
臨床死生学と生命倫理・臨床倫理が交差する領域における諸課題の理解と思索をめざす。
予定トピック:臨床死生学の射程、生命倫理と医療倫理と臨床倫理の異同、医療とケアの多職種協働、意思決定支援、臨床死生学の諸課題をひとりひとりの患者の視点から臨床倫理学的に検討(End-of-Life Care(EOLC)の諸問題、緩和ケアとその心理・社会・スピリチュアル面の諸問題、延命医療の差し控えおよび終了に関わる問題、「尊厳死」・安楽死・医師による自殺ほう助、脳死、臓器移植など)
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21220804
GHS-GC6H01L1
臨床死生学特論
会田 薫子
A1 A2
火曜6限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
初回は10月4日 1.概論:臨床死生学の射程 2.医療倫理と生命倫理と臨床倫理の異同 3.臨床倫理の方法倫 4.Activities of Daily Living (日常生活動作)とQuality of Life(生活の質) 5.認知症 ― 医学的・社会的に諸課題を理解する 6.介護保険制度・医療保険制度および財政と資源配分をめぐる諸問題 7.frailtyとは何か 8.Advance Care Planning ― エンドオブライフの意思決定支援について検討する 9.エンドオブライフ・ケア(EOLC)概論 10.ホスピスと緩和ケア 11.延命医療問題を考える ― 人工的水分・栄養補給法の問題を中心に 12.尊厳死・安楽死・医師による自殺ほう助 ― 尊厳とは何か 13.脳死と臓器移植をめぐる諸問題に関する現代社会的考察
授業の方法
基本的に講義とグループワークで行う。
成績評価方法
授業への参加と期末レポートによって評価する。授業の出席回数が8回以上の場合のみ、期末レポートの提出資格を得る。
教科書
『臨床倫理の考え方と実践 ― 医療・ケアチームのための事例検討法』(清水哲郎、会田薫子、田代志門共編、東大出版会、2022) 『長寿時代の医療・ケア ― エンドオブライフの論理と倫理』(会田薫子著、ちくま新書、2019)
参考書
『医療・介護のための死生学入門』(清水哲郎・会田薫子編、東大出版会、2017) 『延命医療と臨床現場 ― 人工呼吸器と胃ろうの医療倫理学』(会田薫子著、東大出版会,2011) 『医と人間』(会田薫子、他著、岩波書店,2015)
履修上の注意
履修希望者と聴講希望者ともに、10月2日(日)までに会田(*****)にメールで連絡してください。
その他
今期は対面授業を中心とする予定ですが、コロナ禍の動向によって再検討します。オンライン授業を行う際には、授業についてはITC-LMSにて連絡するので、履修希望者も聴講希望者も全員、ITC-LMSにて履修登録してください。聴講希望者の場合、期末評価の際に「未受験」であれば、成績表上の問題は発生しないので、心配せずに登録してください。