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最終更新日:2024年4月1日
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日韓比較社会論
比較の視点に基づくアジア社会研究をどう進めるか
本授業では、日本や韓国などのアジア社会の比較実証研究をどのように進めていくべきかを、(1)担当教員による講義、(2)参加者による研究発表、(3)文献講読、を通じて考えていきます。
(1)担当教員による講義では、これまでの比較社会研究の事例(担当教員が手掛けたものも含む)などを基に、実際の比較社会研究をどのように構想し、形にしていくかについて概説的に論じます。それに続く、(2)参加者による研究発表と(3)文献講読は、実際に参加された方々の問題関心や学年などに応じてフレキシブルにその内容を定めますが、明示的な比較研究のみならず、比較の関心を備えた一国社会研究も積極的にその対象に含めていきます。
対象とする研究は、質的手法とともに量的手法に基づくものもとりあげ、社会を分析するためのアプローチについても理解を深めていきます。このために適宜、計量分析結果の読み取り方についての講義も行います。
これらを通じ、比較の観点に基づく社会研究の意義と実際の進め方について理解を含め、それらを自らの研究に生かしていく力を養うことが本授業の目標です。
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