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最終更新日:2024年4月1日

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考古資料論

考古資料論
考古学研究の重要な基礎資料となるのは遺跡から出土した遺構や遺物であるが、これらの考古資料から情報を引き出して解釈するためには、型式学や属性分析などの考古学的な方法論を用いて分析することが必要である。この授業では常呂実習施設が所蔵する北海道の土器・石器等の考古遺物や竪穴住居等の遺構、集落遺跡に関するデータなどを用いて、実物資料の属性をデータ化して分析する方法や、それらのデータを考古学的に解釈する方法を実践的に体得する。
なお、本科目の受講には、考古資料の実測や撮影などの基礎的な技術を身につけていることが条件となるので、受講は考古学専門分野の学生に限定する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21210320
GHS-GC6B01L1
考古資料論
熊木 俊朗
A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
集中講義。開講期間は1月24日(月)-1月28日(金)を予定しているが、詳細は掲示にて確認すること。 1.遺構の実測図作成方法とその課題 2.遺物の実測図作成方法とその課題 3.遺跡・遺構の属性とその分析方法 4.遺物の属性とその分析方法
授業の方法
遺構の図面作成、遺物の実測、データの入力等の実技を交えながら講義を行う。
成績評価方法
講義中に提出課題(遺物や遺構の実測図の作成、データ分析等)を指示する。成績はその課題の評価に基づいて行う。
教科書
熊木俊朗編 2016 『擦文文化期における環オホーツク海地域の交流と社会変動 −大島2遺跡の研究(1)−』東京大学大学院人文社会系研究科附属常呂実習施設 熊木俊朗編 2021 『アイヌ文化形成史上の画期における文化接触:擦文文化とオホーツク文化−大島2遺跡の研究(2)−』東京大学大学院人文社会系研究科附属常呂実習施設(印刷中)
参考書
武田修2006『日本の遺跡13 常呂遺跡群』同成社
履修上の注意
受講者は考古学専門分野の学生に限定される。