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最終更新日:2024年4月1日

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ユダヤ教聖書解釈講読

世界創造物語についてのユダヤ教の諸解釈
ヘブライ語聖書に対するさまざまなユダヤ教の解釈テクストを講読する。聖書における該当箇所は創世記冒頭の創造物語である(進捗状況に応じて、他のテーマも扱う可能性がある)。ユダヤ教では聖書の学習用テクストとして、『ミクラオート・グドロート』と呼ばれる中世の註解付き聖書をもちいるが、その講読を中心とする。また、註解以外にもミドラシュと呼ばれる聖書釈義や、聖書の創造物語とは大きく異なるユダヤ教世界の他の創造物語についても講読を試みたい。本授業では、聖書の創造物語に対するユダヤ教世界のきわめて多様な解釈伝統をできるかぎり広くとらえ、その論点を明らかにしていくことをめざす。なお、講読のテクストはヘブライ語と英語を用意する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21200767
GHS-GC6F02S1
ユダヤ教聖書解釈講読
志田 雅宏
S1 S2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
授業は5/7から開始する。 初回までに下記の論文を読んでおくこと。 Robert A. Harris, “Medieval Jewish Biblical Exegesis,” in A.J. Hauser and D.F. Watson (eds), A History of Biblical Interpretation, Volume 2, Michigan: Eerdmans, 2009, pp. 141-171. (論文のPDFを講師(志田雅宏)のresearchmapの「資料公開」にアップしておく。アドレスは下記) https://researchmap.jp/***** 3 ユダヤ教における聖書解釈テクストの紹介、講読資料の配布 (講読資料はこちらで用意し、ITC-LMSにアップする) 4~13 テクスト講読
授業の方法
ゼミ形式での講読による(zoomによるオンライン授業)。 URLは次のとおり。 https://zoom.us/***** (ミーティングID: *****) (パスワード: *****) *準備期間の第1週(4/8)および第2週(4/15)に接続テストをおこなう。 授業開始後から15分程度(10:25-10:40)、オンライン上でミーティングを開くので、受講を希望する者は適宜、上記URLにアクセスし、接続を確認しておくこと(カメラ、音声はいずれもオフにしてある)。この準備期間においては、ミーティングルームの入退出を自由におこなってよい。
成績評価方法
「授業への参加」「発表の実施」「議論における積極的な発言」の3項目により総合的に評価する。
教科書
講読テクストはこちらで用意する。
参考書
Robert A. Harris, “Medieval Jewish Biblical Exegesis,” in A.J. Hauser and D.F. Watson (eds), A History of Biblical Interpretation, Volume 2, Michigan: Eerdmans, 2009, pp. 141-171; Moshe Greenberg, Jewish Bible Exegesis: An Introduction, Jerusalem: Mossad Bialik, 1983 [Hebrew]
履修上の注意
予備知識は必要としない。日本語訳でかまわないので、聖書の創世記を読んでおくことが望ましい。講読テクストはヘブライ語と英語を用意するので、受講者は自身の言語的知識に合わせてテクストを選択することが可能である。
その他
第3週の授業開始までに、以下の2点を留意されたい。 ・課題の論文を入手し、読んでおく(入手方法は「授業計画」欄を参照) ・zoomの接続テストを済ませておく(実施日時については「授業の方法」欄を参照) 問題点があれば、メールで対応する