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最終更新日:2024年3月15日
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史料の記述と「歴史的事実」-近世の対外関係史料を中心にー
史料の記述と「歴史的事実」-近世の対外関係史料を中心にー
われわれが「歴史的事実」として知っている諸事象は、「史料」(歴史資料)の研究を元に構成されたものである。文献(文字史料)について言えば、「史料の記述」の研究が中心になり、とにかく、まずは読まなければならない。(このほかに、その史料の作成・伝来・紙質などに関することも研究の対象になる。)
そうした中で、近世の対外関係については、ある事象や事件に関して複数の関係者がいて、複数の立場からの史料(記述)を見ることができる機会が多い。
そこで、近世の対外関係史料における記述と歴史的事実との関係を見ることを通して、文字史料から歴史的事実を導く際の特徴・注意点・限界などを考えてゆきたい。
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