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最終更新日:2024年4月1日

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社会学のためのデータ分析法(2)

社会学のためのデータ分析法(2)
この講義は、種々の社会調査(官庁統計や調査報告書からマスメディアによる世論調査の結果公表なども含む)の結果を正しく読み、理解する為の知識の習得を目標とする。特に記述統計を中心として単純集計、代表値、クロス表、因果関係と相関関係、質的調査の読み方やケースの選び方など、基礎的な事項を扱う。後半では、基礎的な総計学的知識、とりわけ確率論・推測統計の基礎、抽出法、検定、推定、相関係数、回帰分析の基礎について講義する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21194184
GHS-SC6A04P1
社会学のためのデータ分析法(2)
井口 高志
A1 A2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
16 確率論の基礎--確率の概念、確率変数 17 確率論の基礎--連続型確率変数、期待値 18 サンプリング--無作為抽出、サンプリングの方法、抽出台帳 19 検定の考え方--帰無仮説、対立仮説、有意水準 20 検定の考え方--比率の差の検定、平均の差の検定 21 検定の考え方--χ二乗検定からエラボレイションへ 22 さまざまな相関係数--散布図と相関係数、順位相関、相関係数の検定 23 偏相関係数と変数のコントロール 24 回帰分析の基礎--従属変数と独立変数、線型モデル、最小二乗法、回帰係数、決定係数 25 回帰分析の基礎--偏回帰係数、標準偏回帰係数、偏回帰係数の検定、多重共線性 26 量的調査データの読み方 27 量的調査データの集め方・集計法 28 調査データを用いた論文の執筆 29 調査データを用いた報告書の作成 30 調査報告書や論文の公表--調査倫理を含めて
授業の方法
講義
成績評価方法
平常点,提出物(論文・レポートなど)
教科書
石黒格編著『改訂Stataによる社会調査データの分析』北大路書房、2014。
参考書
筒井淳也他『Stataで計量経済学入門 第2版』ミネルヴァ書房、2011。
履修上の注意
「質的調査」(水1・S1S2)、「調査企画」(水1・A1A2)および「社会学のためのデータ分析法(1)」(水3・S1S2)との同時履修を条件とする。 社会調査には、社会的責任が伴う。調査倫理を遵守するとともに、実査の活動が教育・研究活動の一環であることを自覚すること。また社会調査は共同作業でもある。毎回の授業に関しては、遅刻・欠席は厳禁。やむを得ない事情で欠席する場合、必ず事前に連絡すること。また、課題は期限までに提出すること。