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最終更新日:2024年4月22日

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ジェンダー、クィア理論で読む日本文学 ―古典文学から震災文学まで

ジェンダー論、クィア理論はいまや文学研究の一翼を担う重要な方法である。本講義では、日本文学研究において、フェミニズム、ジェンダー論、レズビアン/ゲイスタディーズ、クィア理論がどのように展開してきたかを概観しながら、読みの可能性を検討する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21193709
GHS-EA6G01L1
ジェンダー、クィア理論で読む日本文学 ―古典文学から震災文学まで
木村 朗子
A1 A2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1) イントロダクション-ジェンダー、クィア理論とはなにか 2) フェミニズムから女性史へ 3) 異性装の物語をクィアに読む-『とりかへばや物語』『新蔵人物語』 4) フェミニズムと母性 5) ポルノ論争とフェミニズム-『小柴垣草紙』 6) レズビアン/ゲイスタディーズからクィアへ-井原西鶴『男色大鏡』 7) 森鴎外『ヰタ・セクシュアリス』のセクシュアリティ 8) 『血と薔薇』の時代とクィア-沼正三『家畜人ヤプー』  9) 文学のフェミニズム-笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』 10) 「女流」文学とジェンダー-津島佑子『ジャッカ・ドフニ-海の記憶の物語』 11) 「男流」文学とジェンダー-村上春樹『1Q84』  12) アイデンティティポリティクスからクィアへ-松浦理恵子『最愛の子ども』、沼田真佑『影裏』 13) まとめ
授業の方法
講義形式とする。
成績評価方法
レポートによる。
教科書
授業で扱う作品の他、授業中に指示する。
参考書
授業で扱う作品の他、授業中に適宜指示する。
履修上の注意
授業で扱う作品を読んでおくこと。