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最終更新日:2024年4月1日

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芸術作品の存在論

芸術作品の存在論
芸術の存在論と定義論の接点を扱った論文を読むことにより、芸術の認識論、価値論との視点・発想の違いを確認することを主目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21190801
GHS-GC6G01L1
芸術作品の存在論
三浦 俊彦
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
 コンセプチュアルアートと美的対象の関係を論じた論文集から、二、三編の論文を選んで精読する。コンセプチュアルアートにおける作品同一性、知覚性、美的性質、形式主義的解釈の可能性など、さまざまなテーマに通底する「形而上学的問題意識」を感得し、哲学一般の存在論の中で、芸術哲学の存在論に固有の論理があるとすればどのようなものかを探索することに努める。同時に、コンセプチュアルアートの認知が、芸術史におけるパラダイム展開と認めるに値するかどうかを考える。
授業の方法
テキストの輪読による。テキスト所収の14編の論考の中から、受講者の専門分野等を考慮して論文を選択する。
成績評価方法
出席状況と発表による。
教科書
Goldie & Schellekens, eds., 2007 Philosophy & Conceptual Art Clarendon
参考書
適宜指示する。
履修上の注意
芸術作品についての専門知識は必要ないが、特定の芸術形式、ジャンルについての問題意識を持っていることが望まれる。