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最終更新日:2024年4月1日

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インタラクティブ有機化学

インタラクティブ有機化学
有機化学の総合的な演習を行う。特に、求核反応・脱離反応、求電子反応、エノレートの化学、化学・ジアステレオ・エナンチオ選択的反応、ペリ環状反応、転移反応・フラグメンテーション、ラジカルおよびカルベンの反応の各項目について、電子の動きを示す矢印や分子軌道を用いて、実践的に演習する。
これらの演習から、化学物質(医薬品および生体物質を含む)の代表的反応についての知識と理論の理解を深めると共に、入手容易な化合物を出発物質として、医薬品を含む目的化合物へ化学変換するために、有機合成法の基本的知識を習得する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
1022203
FPH-SH3006L1
インタラクティブ有機化学
金井 求
S1
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
薬学部
授業計画
下記項目を1回一つずつ扱い、オムニバス担当での演習を行なう。 1. 酸と塩基 2. 立体化学 3. 求核置換反応 4. 脱離反応 5. 酸化と還元 6. 質量分析、赤外分光法、NMR 7. ラジカル反応 8. 芳香族求電子置換反応 9.カルボニルの化学 10.カルボニル化合物のα炭素での置換反応 11.有機合成における炭素-炭素結合生成反応
授業の方法
演習形式の講義(SGDを含む)
成績評価方法
出席および小テストまたはレポート提出で評価する。
教科書
プリント教材を適宜配布。講義は複数教員によるオムニバス形式で行う。項目立ては、スミス基礎有機化学(化学同人)、スミス基礎有機化学問題の解き方[英語版](化学同人)、ウォーレン 有機化学(東京化学同人)にもとづく。
参考書
スミス基礎有機化学(化学同人) スミス基礎有機化学問題の解き方[英語版](化学同人) ウォーレン有機化学(東京化学同人) 人名反応に学ぶ有機合成戦略(化学同人) 演習で学ぶ有機反応機構(化学同人) など。
履修上の注意
特になし
その他
○本授業科目と関連する科目名 等 後期課程:有機化学I~VI、医薬化学I, II, III、天然物化学、創薬科学、薬学実習I ※○薬学教育モデル・コアカリキュラムとの関連 等 ※[C1 物質の物理的性質] (1) 物質の構造 ※[C3 化学物質の性質と反応] (1) 化学物質の基本的性質、(2) 有機化合物の基本骨格の構造と反応(3) 官能基の性質と反応 ○東大独自の薬学専門教育に相当する内容(コア・カリキュラム以外の特記事項) 教科書レベルの有機化学の知識が実際の研究に応用されている事例を実際的な演習を通じて学び、有機化学の応用力を養う。