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最終更新日:2024年4月1日

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発生遺伝学

発生遺伝学
(1)動物発生の基本的な現象と分子機構を学ぶ (2)モデル動物を用いた遺伝学的研究アプローチを学ぶ (3)個体レベルでの分子機能解析を医療分野との接点を交えて概説する  本講義では、我々の体を作る発生のプロセスを概説する。多細胞生物は単なる細胞の集合体ではなく、個々の細胞が互いに相互作用をすることで分化し、組織を構築していく。細胞分裂、分化、細胞死、移動といった個々の細胞で見られる現象が多細胞体制の中でいかに協調して体作りに寄与しているかを学習することによって、多細胞社会からなる個体としての生命体の成り立ちを理解する。さらに、分子機能を個体レベルで理解するための遺伝学的な解析方法を学び、細胞レベルでの解析との相違点を理解する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
1012233
FPH-SH2209L1
発生遺伝学
三浦 正幸
A2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
薬学部
授業計画
(1)発生の基本原理 (2)発生メカニズムの遺伝学的解析アプローチ (3)配偶子形成・受精・細胞系譜 (4)様々な動物の初期発生 (5)脊椎動物の器官形成(外胚葉、中胚葉、内胚葉派生物) (6)形態形成 (7)組織のリモデリングと再生 (8)発生における遺伝子の発現調節 (9)発生と進化 (10)発生生物学研究の医療分野への応用
授業の方法
講義(SGDを含む)
成績評価方法
定期試験(90%)、授業態度(10%)
教科書
プリント教材を適宜配布
参考書
Gilbert著、阿形、高橋監訳、ギルバート発生生物学、メディカル・サイエンス・インターナショナル Wolpert, Tickle他著、武田、田村監訳、ウォルパート発生生物学、メディカル・サイエンス・インターナショナル Wilt, Hake著、赤坂、大隅、八杉監訳、発生生物学、東京化学同人
履修上の注意
バイオサイエンスの基礎を理解してることが望ましい
その他
○薬学教育モデル・コアカリキュラムとの関連 等 ※C6(3)生命活動を担うタンパク質 ※C6(4)生命情報を担う遺伝子 ※C6(6)細胞間コミュニケーションと細胞内情報伝達 ※C6(7)細胞の分裂と死 ※C7(1)人体の成り立ち ※C7(2)生体機能の調節 発生生物学の最新成果に関しては、最近の研究を含めて紹介する。薬学アドバンスト教育ガイドライン(例示)の内容も併せて講義する。 オフィスアワーは設定しないので、事前にメール等で連絡すること。