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最終更新日:2024年4月22日
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分子生理化学
分子生理化学/ Molecular Physiological Chemistry
本講義では、先ず実験科学で対象とする実験の系について概説する。細胞の生理機能はホルモンなどの様々な細胞外シグナルにより調節されているので、個体におけるシグナル伝達のネットワークについて概説し、薬が作用する場としてのシグナル伝達系を考える。その後、細胞外シグナル分子の各論へと進み、それらが細胞においてどのように識別・受容され、そのシグナルを細胞の内側へと伝達するかの分子機構について解説する。後半では、受容体刺激を介して生理応答の発現へと導く細胞内での普遍的なシグナル伝達経路を中心に解説する。
これらの講義から、生物をミクロなレベルで理解するために、細胞の機能や生命活動を支える分子の役割についての基本的知識を修得し、併せてそれらの生体分子を取り扱うための基本的技能と態度を身につける。
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