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最終更新日:2024年4月22日

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細胞生物学

細胞生物学 Cell Biology
 細胞は身体を構成している基本単位であり、細胞内および細胞間で生じる現象を分子レベルで理解することは生命科学および薬学において不可欠である。本講義では、細胞小器官の構築、細胞内のタンパク質の局在化機構などの細胞生物学の基礎および分子細胞生物学を支える基礎的技術について講義を行う。
 これらの講義および「分子生物学」、「機能生物学」の講義を通じて、生命体の成り立ちを細胞レベル・分子レベルで理解し、生物系薬学を学ぶための基盤となる知識と技能を習得する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
1011153
FPH-SH2202L1
細胞生物学
富田 泰輔
A1
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
薬学部
授業計画
Molecular Biology of the Cell (6th Edition)の第8~14章の内容について、薬学のために必要な内容に重点を置き、授業を行う。 1. 細胞、分子、生体システムの解析方法 2. 細胞の可視化方法 3. 膜の構造 4. 小分子の膜輸送と膜の電気的性質 5. 細胞内区画とタンパク質の局在化 6. 細胞内膜輸送 7. ミトコンドリアとエネルギー変換
授業の方法
講義
成績評価方法
期末試験(70%)、小テスト(15%)、授業態度(15%)
教科書
プリント教材を適宜配布
参考書
Molecular Biology of the cell 6th Edition (Bruce Albertsほか)
履修上の注意
特になし
その他
○本授業科目と関連する科目名 等 前期課程:総合科目「生物薬学概論:ケミカルバイオロジーⅡ(生物学からみたケミカルバイオロジー)」、生命科学 後期課程:分子生物学、機能生物学、分子生理化学、疾患代謝学、がん細胞生物学、薬学実習IV、V ○薬学教育モデル・コアカリキュラムとの関連 等 ※[C4 生体分子・医薬品の化学による理解] (1)医薬品の標的となる生体分子の構造と化学的な性質 ※[C6 生命現象の基礎] (1)細胞の構造と機能、(2)生命現象を担う分子、(3)生命活動を担うタンパク質、(5) 生体エネルギーと生命活動を支える代謝系、(6)細胞間コミュニケーションと細胞内情報伝達 ○東大独自の薬学専門教育に相当する内容(コアカリキュラム以外の特記事項) 動画の利用などにより、基礎事項の理解を容易にする講義を心がけている。重要な事項については、オリジナル論文等の紹介を含めて、どのような実験から新しい概念・発見が導かれたかについても紹介する。薬学アドバンスト教育ガイドライン(例示)の内容も併せて講義する。 ○オフィスアワー 設定しない。事前にメール等で連絡すること。