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最終更新日:2024年3月15日

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高等教育の社会学

高等教育の社会学
専門教育・専門職養成は、中世以来、大学教育の最も中核的な機能の一つであるが、近年、現場における専門的業務(「働き方」)との関連や制度的な改編(「専門職大学」など)、制度・教育内容両面にわたって改革が急である。この授業では、大学・大学院における教員養成をはじめとする様々な領域の専門(職)教育について、その理念、制度、政策、カリキュラムなどについて学修し、専門教育・専門職養成に関する知見と洞察を深める。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09202301
FED-SS3203S1
高等教育の社会学
橋本 鉱市
S1 S2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
第1回:イントロダクションー講義内容の説明 第2回:専門職(教育)の社会学:専門職の定義・歴史 第3回:高等教育セクターにおける専門職養成-専門職性をめぐる議論 第4回:大学・国家による統制-入学試験・国家試験などによる量のバランス 第5回:専門職集団の戦略ー報酬の確保と職域の拡大 第6回:現場における「(初期)研修」-専門業務の質保証 第7回:専門職個人における発達ーキャリア形成、プロフェッショナリズム 第8回:専門職の「働き方」-クライアント対応と過重労働 第9回:専門(学部)教育の改編と変容(制度面)ー事例研究(グループワーク) 第10回:専門(学部)教育の改編と変容(内容面)-事例研究(グループワーク) 第11回:専門職大学院の成立と評価ー事例研究(グループワーク) 第12回:専門職大学の制度化ー事例研究(グループワーク) 第13回:総括-今後の課題と展望
授業の方法
毎回、様々な重要論文を取り上げ、授業の前半はその内容紹介とレビューを担当・発表するという形で、基本的に演習方式で進める。また後半は事例研究をグループ・個人で手がけてもらうことを予定している(受講生数による)。
成績評価方法
テキストレポート(40%)、 討論への参加度(20%)、 期末レポート(40%)
教科書
リーディングスはコピーを用意する。随時指定。
参考書
橋本鉱市編2009『専門職養成の日本的構造』玉川大学出版部 橋本鉱市編2015『専門職の報酬と職域』玉川大学出版部 橋本鉱市編2019『専門職の質保証-初期研修をめぐるポリティクス』玉川大学出版部 市川昭午2015『教職研修の理論と構造 養成・免許・採用・評価』教育開発研究所 市川昭午編1986『教師=専門職論の再検討』教育開発研究所
履修上の注意
事例研究をグループで進める予定のため、出席を重視する。