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最終更新日:2024年4月1日

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戦後教育史演習

学校において何が問題とされてきたのか-1950・60年代の教育を手がかりとして
 日本教育史研究に必要な研究能力、基礎的教養を獲得することを目指している。
具体的には、日本の戦後教育の基本構造が定着した1960年代に主に焦点をしぼり、歴史的検討を通じて、現代の問題に対する再検討を試みたい。具体的には、以下のようなテーマを受講者の関心に応じて取り上げる予定である。
・教育と貧困格差はどのように論じられたかー地域間格差を含めて
・「障害」は教育を通してどのように生み出されたか
・「受験地獄」はどのように形成されたのか
・「学力」はどう論じられたのか
・「不登校問題」はどのように形成されたか
などなど
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09201302
FED-BT3102S1
戦後教育史演習
小国 喜弘
S1 S2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
<4月20日が初回の授業となります。それまでは、zoom授業への移行期間とします。各自、「高度経済成長期の教育」に関する本を、図書館で借りたり、書店で購入して、時代背景についてのイメージを作っておいてください> 第 1回:オリエンテーション:ゼミの参加の仕方、教育史研究の意義 第 2回:オンラインで調べられることは何か 第 3回:<全員発表>高度経済成長下の教育について 第 4回:「障害」は、いかにして教育の中で取り上げられてきたのか 第 5回:<ゲストスピーカー> 「みんなの学校」大阪市立大空小学校元校長木村泰子先生 第 6回:<全員発表>「障害児教育」の戦後史について 第 7回:「受験」は、どのように変化してきたのか (6月8日修正版) 6月15日<自己学習回> 前週と当該週で希望者との個別面談 6月22日 中間発表の相互交流、論文の書き方2、 6月29日 論文の書き方3 7月6日  個人発表1 7月13日 個人発表2
授業の方法
まず、うまくウェブ授業に参加する環境がない方、当日通信障害などで参加できなかった方などはご相談ください。皆さんの学習の権利が損なわれないよう、最大の配慮をします。 今回のウェブ授業でできることは限られているかもしれませんが、敢えて、ウェブ授業だからできることに目を向けてみたいと思っています。また、ウェブであっても、ブレイクアウト機能を用い、集団での討議により教育を多面的に見て考える力、議論する力、論点を整理し仮説を構築する力の形成を目指したいと思います。 緊急事態宣言の解除によって、教場授業が可能になったときは、途中でシラバスを変更することもありえます。
成績評価方法
基本的に発表の質によって評価する。 1文献を十分に読み込み論点を整理できているか 2周辺の文献、先行研究を踏まえているか 3発表回までのゼミの流れを踏まえた発表になっているか 4新たな視点の提示をなし得ているか *単位の取り方:講義の毎回終わりに、googleフォームでアンケートをとります。それが出席代わりとなり、原則として2/3以上の出席を単位の基礎資格とします。ただし、通信環境、体調などで欠席する場合は、配慮しますので、おっしゃってくだっさい。 *第10・11回目に発表する小レポートで成績を付けます。
教科書
共通文献については、前週までに原則としてPDFファイルにて共有する。
参考書
適宜紹介する。
履修上の注意
zoomへの移行期間を設定するため、初回の授業を4月20日に行います。4月20日も含めてzoomで行います。