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最終更新日:2024年4月1日

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道徳教育の理論と実践

道徳教育の理論と実践
学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の理論と実践についての理解を深め、道徳教育の視点で学校カリキュラムの全体を捉え、カリキュラム・マネジメントを実践し、道徳授業を構想する力を育てることを目標にしています。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09199207
FED-IE1601L1
道徳教育の理論と実践
西野 真由美
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
以下のテーマに沿って、進めます。 (1)学校における道徳教育の意義 学校で「道徳」を「教える」なんて不可能、仮にできたとしても、危険。そんな道徳教育への疑問や疑念を出し合って検討したうえで、学校における道徳教育が何を目指すのかを批判的に検討しましょう。 (2)日本における道徳教育の歴史 明治以降の学校教育が国民意識形成に与えた影響を道徳教育の視点で見直します。 (3)道徳教育の理論 代表的な道徳教育理論を理解して教育実践に生かす方法を検討します。 また、道徳の教科化に向け、「考え、議論する道徳」授業の実現に求められる指導法や評価に関する考え方を明らかにします。 (4)現代の教育課題と道徳教育 キャリア教育、科学技術教育、情報教育など今日的なテーマに道徳教育でどう取り組むかを具体的に考え、カリキュラムと授業を構想します。
授業の方法
授業テーマに沿ったグループワークを中心に進めていきます。講義形式で進める場合も、グループワークやディスカッションでの意見を取り上げながら進めます。
成績評価方法
平常点(グループワークにおけるパフォーマンス評価)30%、グループワークの成果30%、レポート40%で評価します。
教科書
講義テーマごとにレジュメを配布します。
参考書
参考文献はテーマ別に指示します。授業で配布するレジュメに提示した参考文献のなかから、一冊を選んでレポートを提出して下さい。
履修上の注意
授業では、道徳教育をめぐる様々な問題にグループワークで取り組みます。そのため、授業は、多様な意見交換を元に合意形成を図ってテーマを深めていく協同探究が中心になります。探究に必要な知識はレジュメや参考文献で補充しながら、最後は自分の問題意識を明確にしてレポートを作成してください。