実際の進め方としては、数名の者からなる小グループに分かれ、それぞれ1つの発達ステージを選択・担当する。そして、その発達ステージに関して、これまで、心理学・教育学およびその周辺諸科学では、どのような形で研究が進められてきたか、その動向を簡単に説明し、かつ、代表的な実証研究の概要を紹介する。また、その発達ステージに絡む現代的諸問題について論究し、その上で、批判的観点から、これまでの研究の問題点や欠落点等を指摘、さらにそれらを補うには、今後どのような研究を新たに実施していく必要があるか、具体的に研究計画の立案を試みる。