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最終更新日:2024年4月1日

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ジェンダーの教育社会学

ジェンダーの教育社会学 Sociology of Education and Gender
授業の目標:ジェンダーと教育をめぐる問題系、理論、概念を理解する。そして、教育現象や社会現象をジェンダーの視点から捉えられる能力を身につける。
授業の概要:ジェンダーとは文化的/社会的性差と訳され、セックス(生物学的/解剖学的性差)の対概念とされる(ただし、両者が必ずしも対立する概念ではないことは授業内で解説する)。この授業では、はじめにジェンダーとセックスの両概念について解説をする。つぎに社会の基礎である職場と家庭を取り上げ、そこに見られるジェンダー現象を考察する。つづけて教育とジェンダーをめぐる諸現象を取り上げる。各回において、それらが社会学および近接領域の理論や概念によってどのように分析可能かを説明する。また社会問題となっているイシューについてはいかなる解決がはかられるべきかを検討する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09192302
FED-SS3203S1
ジェンダーの教育社会学
澁谷 知美
A1 A2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
1 イントロダクション:日本は男女平等か 2 ジェンダー/セックスとは何か(前編) 3 ジェンダー/セックスとは何か(後編) 4 労働とジェンダー 5 家族とジェンダー 6 結婚とジェンダー 7 教育とジェンダー:社会化 8 教育とジェンダー:教育の男女格差 9 教育とジェンダー:スポーツ 10 教育とジェンダー:性教育 11 教育とジェンダー:スクール/キャンパス・セクシュアルハラスメント(前編) 12 教育とジェンダー:スクール/キャンパス・セクシュアルハラスメント(後編) 13 教育とジェンダー:性的マイノリティと教育(前編) 14 教育とジェンダー:性的マイノリティと教育(後編) 15 まとめと試験
授業の方法
講義形式。はじめの10分と最後の10分を事前/事後レポートを執筆する時間に充てる。授業内で受講者からの質問に答える時間も設ける。
成績評価方法
各回の授業内レポート50%、期末試験50%
教科書
指定しない。
参考書
加藤秀一2017『はじめてのジェンダー論』有斐閣 千田有紀・中西祐子・青山薫2013『ジェンダー論をつかむ』有斐閣 その他、授業内で紹介する。
履修上の注意
特になし。