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最終更新日:2024年4月1日

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世界歴史と東アジアIII(1)

「小国」論の観点から「日本」を読む
これまでおもに英語圏でなされてきた国際関係論などのグローバル・スタディーズには、しばしば「大国」の観点が自明のものとして持ち込まれ、また西洋近代的な「普遍」が前提とされているのではないかという問題意識を持ち、「小国」の観点から「日本」をフィールドとして読み直し、「普遍」のあり方を問いなおす。その際、特に「世俗」の時代の「宗教的なもの」の行方に注意を払う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08F151001
FAS-FA4F10L2
世界歴史と東アジアIII(1)
伊達 聖伸
S1 S2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
(1)以下の基本文献を基本的に2週間を1サイクルとして読み進めていく(入れ替えの可能性あり)。 ・中江兆民『三酔人経綸問答』(光文社古典新訳文庫) ・幸徳秋水『二十世紀の怪物 帝国主義』(光文社古典新訳文庫) ・鶴見俊輔『戦時期日本の精神史』(岩波現代文庫) ・石牟礼道子『苦界浄土』(新装版・講談社文庫) (2)また、(1)と連動させる形で、世俗と宗教、沖縄をテーマとした研究発表の回も設ける予定である。
授業の方法
おもに日本語の文献や資料を用い、担当を決めて報告をし、議論と分析を進める。
成績評価方法
授業での報告、議論への参加、レポートをもとに評価する。
教科書
特に使用しない。
参考書
授業で適宜紹介する。
履修上の注意
課題図書となる文庫や新書(セメスター全体で4、5冊程度)は、購入する、図書館から貸り出すなど、履修者各自が用意すること。
その他
GSIキャラバン「「小国」の経験から普遍を問いなおす」と連動している授業である。 https://www.gsi.c.u-tokyo.ac.jp/*****