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最終更新日:2024年4月22日

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高次生命機能特論II

光合成生物、特に藻類を用いた多様性と進化に関する研究。
これまで講師が実施してきた、藻類を用いた多様性と進化、特に性と多細胞化に関する研究を紹介する。講義を受けた学生さんが実際にフィールドに出て調査することを望むようになれば幸いである。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08E1227
FAS-EA4D32L1
高次生命機能特論II
野崎 久義
S1 S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
1. 生物多様性と分類。2. ボルボックスの仲間を用いた性(sex)と多細胞化。3. シャジクモの仲間を用いた多様性保全と陸上植物への進化。4. フィールド調査からブレークスルー研究を目指す。
授業の方法
講義
成績評価方法
平常点と質疑、レポート等で評価する予定である。
教科書
特にないが、以下の文献が教科書になる。 野崎久義. 2008. はじめて明らかになった雌雄の起源~ 群体性ボルボックス目のオス特異的遺伝 子 “OTOKOGI” ~. Plant Morphology 19: 55-64. 野崎久義. 2010. 淡水藻類の一分類学者の軌跡 ”時の流れに身をまかせて”. Bunrui 10: 97-115. 高橋紀之・野崎久義. 2016. 微細構造の三次元的な理解による灰色植物の分類体系の実現を目指して. Plant Morphology 29: 49-54. DOI https://doi.org/***** 野崎久義.2019. ライフサイクルと微細なかたちに魅せられて.Plant Morphology 31: 37-45.
参考書
関連する 東京大学理学系研究科プレスリリース <https://www.s.u-tokyo.ac.jp/***** 2019/05/23  アオミドロの性を実験的に誘導して13種の同定に成功 2018/03/08  最初のオスとメスを生み出した性染色体領域を全ゲノム解読から解明 2016/04/26  ゲノム解読で初めて明らかになった多細胞生物のはじまり 2013/12/12  世界最小の多細胞生物の発掘 2010/4/16  ゲノム解読がはじめて明かすメスとオスへの進化 2006/12/19  はじめて明らかにされた“メスとオス”のはじまり
履修上の注意
質問があればその都度自分の氏名をつけてチャットでやって欲しい。匿名は評価外となる。
その他
なし
実務経験と授業科目の関連性
なし