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最終更新日:2024年4月1日

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量子エレクトロニクス

量子エレクトロニクス
光(電磁波)と物質(特に原子)との相互作用の基礎を学び、それが実験研究の現場でどのように生かされているのか、また、理論からは想像できなかった発見や新しい技術について概観する。

日本ではあまり知られていないかもしれないが、この分野の研究には最近は4年に1回のペースでノーベル物理学賞が授与されている。その中でも特に私の行なってきた研究に近い受賞対象について、基本的な部分から解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08E1126
FAS-EA4C26L1
量子エレクトロニクス
久我 隆弘
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
0. イントロダクション : 初回は講義室から Zoom 配信するつもりです。2回目以降の講義形態の希望などを聞き、具体的な進め方を決めたいと思います。なお、講義室に来ていただいても構いません。 1. ノーベル物理学賞物語 0 : 前期量子論 水素原子のエネルギー準位構造など 2. ノーベル物理学賞物語 1 : 量子電磁気学 3. ノーベル物理学賞物語 2 : レーザーの発明 4. ノーベル物理学賞物語 3 : レーザー分光法 5. ノーベル物理学賞物語 4 : レーザー冷却 6. ノーベル物理学賞物語 5 : ボース・アインシュタイン凝縮 7. ノーベル物理学賞物語 6 : 単位と標準 (光速度測定の歴史) 8. その他、関連する話題 (未定)
授業の方法
ノーベル物理学賞受賞といった「結果」をまず知り、そこに至るまでの過程を第一歩から解説する。わかりやすく解説するつもりであるが、説明が不十分だったり不適切 (誤りや個人的な曲解) だったりする場合があるかもしれないので、その辺りは皆さんと積極的に議論したいと思う。 基本的には対面での講義としたいが、初回は Zoom での講義とします。ただし、私は講義室 (3-119) から配信するつもりですので、講義室に来ていただいても結構です。
成績評価方法
平常点 (議論への積極的な参加)。学期中および学期末レポート。
教科書
特に無し
参考書
必要な資料は ITC-LMS を通して配布する
履修上の注意
授業中の議論を重視するので、必ず出席するようにしてください。