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最終更新日:2024年3月15日

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宇宙地球科学II

地球の気候変動
近年、人為的な二酸化炭素の放出による地球温暖化が大きな問題となりつつある。この講義では、この問題の根本にある大気の温室効果や大気海洋大循環、エルニーニョに代表される気候の振動等の基礎的な解説を行った後、IPCC報告書の内容について解説する。さらに、より長い時間スケールでの気候変動やそもそもなぜ地球では生命にとって都合の良い環境が維持されてきたのかについても解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08D1313
FAS-DA3E11L1
宇宙地球科学II
小河 正基
A1 A2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第一章地球温暖化 1-1温暖化の実態、1-2温室効果ガス、1-3大気のエネルギー収支と放射平衡、1-4大気海洋大循環モデルによる温暖化の見積もり、1-5予測 第二章気候の振動 2-1大気海洋大循環、2-2大気海洋のダイポール振動、2-3異常気象、2-4将来予測 第三章ミランコヴィッチサイクル 3-1過去300万年の気候変動、3-2ミランコヴィッチ周期、3-3ミランコヴィッチサイクルと文明の発展 第四章ハビタブルプラネット 4-1地球•金星•火星、4-2水蒸気大気の暴走温室効果と金星、4-3全球凍結と火星、4-4ハビタブルゾーン 第五章地球の表層環境史 5-1暗い太陽のパラドックス、5-2カーボンサイクル、5-3氷河期
授業の方法
講義
成績評価方法
レポート提出を求める。
教科書
特になし
参考書
IPCC報告書 Climate change, The physical science basis
履修上の注意
地球温暖化やその他の気候変動について科学的にどこまで確かに解っているのかを理解するよう心がけて欲しい。
その他
この授業はオンラインで行う。下記のURLに入るためには、大学のアカウントに入っていることが前提になるので、必ず事前にアカウトに入れることを確認しておくこと。