学部後期課程
HOME 学部後期課程 情報数理科学III(3)
過去(2022年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年3月15日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

情報数理科学III(3)

地球の気候変動
近年、人為的な二酸化炭素の放出による地球温暖化が大きな問題となりつつある。この講義では、この問題の根本にある大気の温室効果や大気海洋大循環、エルニーニョに代表される気候の振動等の基礎的な解説を行った後、IPCC報告書の内容について解説する。さらに、より長い時間スケールでの気候変動やそもそもなぜ地球では生命にとって都合の良い環境が維持されてきたのかについても解説する。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08D1203903
FAS-DA4D03L1
情報数理科学III(3)
小河 正基
A1 A2
水曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部
授業計画
第一章地球温暖化 1-1温暖化の実態、1-2温室効果ガス、1-3大気のエネルギー収支と放射平衡、1-4大気海洋大循環モデルによる温暖化の見積もり、1-5予測 第二章気候の振動 2-1大気海洋大循環、2-2大気海洋のダイポール振動、2-3異常気象、2-4将来予測 第三章ミランコヴィッチサイクル 3-1過去300万年の気候変動、3-2ミランコヴィッチ周期、3-3ミランコヴィッチサイクルと文明の発展 第四章地球史における気候変動 4-1顕生代における気候変動、4-2カーボンサイクル、4-35億四千万年以前の気候、4-4ice-albedo feedbackと全球凍結、4-5 暗い太陽のパラドックスとカーボンサイクル、4-6 惑星の表層環境 4-7 ハビタブルゾーン
授業の方法
一回目オンライン、二回目以降講義
成績評価方法
レポートで評価する
教科書
なし
参考書
IPCC報告書
履修上の注意
気候変動、特に地球温暖化に関しては、様々な不確かな情報が溢れている。自分で何を根拠にどこまで気候変動の理解が進んでいるかを考えてほしい。
実務経験と授業科目の関連性
授業科目と密接に関連した隣接分野