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最終更新日:2024年4月22日

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アジア地域史I

歴史学の諸問題
近年、世界史の書き方や解釈の方法について、活発な議論がなされています。この授業では、そのなかの一つで、「新たな世界史の構築」を謳い文句に掲げるMINERVA世界史叢書の既刊書に収録された論考を批判的に精読し、世界史の書き方や解釈の方法について考え、議論します。この作業を通じて歴史学の潮流や研究技法を学ぶともに、受講生個々人の研究能力の発展と深化を目指します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C2850
FAS-CA4Q01L1
アジア地域史I
大塚 修
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第1回:イントロダクション 第2回:歴史研究の諸問題 第3~12回:MINERVA世界史叢書(ミネルヴァ書房)所収の論文を読む(受講生の報告) 【講読予定文献】 ・『「世界史」の世界史』(総論、2016年) ・『地域史と世界史』(第1巻、2016年) ・『グローバル化の世界史』(第2巻、2019年) ・『国際関係史から世界史へ』(第3巻、2020年) ・『人々がつなぐ世界史』(第4巻、2019年) ・『ものがつなぐ世界史』(第5巻、2021年) ・『情報がつなぐ世界史』(第6巻、2018年) ・『人口と健康の世界史』(第8巻、2020年) 第13回:まとめ
授業の方法
オンライン(リアルタイム)による演習形式(状況により対面に移行する可能性あり)。受講生の報告と議論を中心に進めていきます。
成績評価方法
平常点と期末課題から総合的に評価します。
教科書
教科書は使用しません。 *講読する論文はコピーを配布します。
参考書
羽田正『新しい世界史へ——地球市民のための構想』岩波新書、2011年。 山下範久編著『教養としての世界史の学び方』東洋経済新報社、2019年。 成田龍一・長谷川貴彦編『〈世界史〉をいかに語るか――グローバル時代の歴史像』岩波書店、2020年。 東京大学教養学部歴史学部会編『東大連続講義 歴史学の思考法』岩波書店、2020年。
履修上の注意
初回に各会の担当者を決めますので、履修希望者は必ず出席するようにしてください。やむをえない理由で欠席する履修希望者は事前にメールでご相談ください。