学部後期課程
HOME 学部後期課程 ラテンアメリカ政治・経済I
過去(2020年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

ラテンアメリカ政治・経済I

ラテンアメリカ諸国の独立以降の政治を、経済・社会変動の文脈の中で理解することを目的とする。時期的には20世紀以降に重点を置く。また、ラテンアメリカにおける人権問題と移行期正義に一定の時間を割く。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C2747
FAS-CA4P13L1
ラテンアメリカ政治・経済I
大串 和雄
S1
水曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
以下の内容を扱う予定であるが、授業の進み具合によって若干の割愛があり得る。Ⅰ.序論。Ⅱ.20世紀前半までの歴史の歩み(独立から寡頭制支配へ、ラテンアメリカ政治の伝統的特徴、中産階級と労働者階級の台頭)。Ⅲ.ポピュリズム。Ⅳ.農村と都市の社会変動(農村の変動、輸入代替工業化、国内移民、社会の流動性の増大、カトリック教会の変化)。Ⅴ.革命運動とそのインパクト。Ⅵ.権威主義体制と軍(軍の専門職業化、軍のドクトリン、権威主義体制からの民主化)。Ⅶ.人権問題( 人権侵害の実態とメカニズム、加害者の不処罰と責任追及)。Ⅷ.ラテンアメリカの国際関係。Ⅸ.今日のラテンアメリカ(経済危機と新自由主義、政治の現状)。
授業の方法
 講義形式による。オンライン授業ではZoomを使用する。授業の詳しい内容とオンライン授業の進め方はITC-LMSの「教材」コーナーにそれぞれファイルをアップする。ネット環境の如何に拘わらず、ITC-LMSで各自が自己登録し、「授業案内」のファイルと「オンライン授業の進め方」のファイルを読んでおくこと。  4月15日(水)の4限には、Zoomで授業の試行を行う。末尾に記載したオンライン授業のURLをブラウザに記入して参加してほしい。4月15日に接続できなかった場合でも、録画をとって後で見られるようにしておく。詳しくはITC-LMSに掲載する「オンライン授業の進め方」を参照のこと。また、ITC-LMSの「お知らせ」コーナーの「授業期間最初の2週間の「課題」について」も参照のこと。
成績評価方法
成績評価は定期期末試験の比重が78%、文献課題の提出が22%とする。授業でのすぐれた発言やコメントに対しては別途加点する。希望者はさらにテーマ・レポートを提出することができる。
教科書
教科書は使用しないが、参考書として以下の3冊のいずれか1冊を早めに読んでおくことが望ましい。①加茂雄三他『ラテンアメリカ』第2版、自由国民社、2005年。②国本伊代・中川文雄編『ラテンアメリカ研究への招待[改訂新版]』新評論、2005年。③Peter H. Smith & James N. Green著, Modern Latin America, 9th ed. (New York: Oxford University Press, 2019). 
参考書
上記以外の詳しい参考書リストは配付資料に記載する。
履修上の注意
 本科目はラテンアメリカ政治・経済IIと連続してセメスター運用で行う。したがってラテンアメリカ政治・経済Iのみを履修することはできない。  ITC-LMSの「個人設定」で、よくチェックするメールアドレスに更新情報が転送されるように設定すること。
その他
 隔年開講(当年度とほぼ同じ内容)。  講義の詳しい内容を履修登録前にあらかじめ知りたい人は、Eメールでリクエストしてもらえれば、原則として前回(2年前)のレジュメを添付ファイルで送付する。