学部後期課程
HOME 学部後期課程 アメリカ文学テクスト分析
過去(2020年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

アメリカ文学テクスト分析

米文学史概説(1)
 19世紀から20世紀初頭までのアメリカ合衆国の文学史をとくに小説作品を中心にして概観する授業です。社会的な背景やより広範な文化現象とのかかわりのなかで合衆国の代表的な作家とその作品を捉えるための知識を身につけ、同時に個々の作品のより詳しい読解を通して、文学作品のテクストを分析的に読む能力を習得することを目標とします。毎回の授業は社会的・文化的な背景や作家と作品についての概説と、具体的なテクストの読解とを組みあわせるかたちで進行します。
 今後の状況にもよりますが、今学期の授業は基本的にZoomとITC-LMSを使った遠隔授業となります。3週目に本格的に授業が始まるまでに操作に慣れておいてください(2週目までにいっしょに練習しましょう)。少人数ゼミの環境をできるかぎり維持したいので、なるべくカメラとマイクのついたPCを使って参加してください。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C2643
FAS-CA4O04L3
アメリカ文学テクスト分析
井上 博之
S1
火曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
※学部の方針に従って本格的に授業を始めるのは3週目からとします。最初の2回は授業概要の説明と相談、操作になれるための機会として位置づけます。なるべく1週目の初回の授業時間にUTASシラバスの1番下にある「オンライン授業URL」からZoom上の教室に入ってください。しかし2週目または3週目からの参加も可能です。「履修上の注意」の項目も参照してください。 1. 授業概要の説明と相談、ZoomおよびITC-LMS操作の練習 2. 授業概要の説明と相談、ZoomおよびITC-LMS操作の練習(予備日)  (Anne Bradstreet, Selected Poems; Mary Rowlandson, A Narrative of the Captivity and Restoration [Excerpt]) 3. 合衆国小説の始まり:ワシントン・アーヴィング、ジェイムズ・フェニモア・クーパー  (Washington Irving, “Rip Van Winkle”) 4. アメリカン・ルネサンス期の文学(1):エマソン、ソロー、ポー  (Henry David Thoreau, “Civil Disobedience”; Edgar Allan Poe, “The Tell-Tale Heart”) 5. アメリカン・ルネサンス期の文学(2):ホーソーン、メルヴィル、ディキンソン、ホイットマン  (Nathaniel Hawthorne, “Wakefield”; Emily Dickinson, Selected Poems) 6. リアリズムの時代:ローカル・カラーの文学、マーク・トウェイン、ヘンリー・ジェイムズ  (Mark Twain, Adventures of Huckleberry Finn [Excerpt]; Henry James, “The Aspern Papers” [Excerpt]) 7. 自然主義の文学:フランク・ノリス、ジャック・ロンドン  (Jack London, “To Build a Fire”)
授業の方法
 「授業計画」の項目にあるように1〜2週目はガイダンスなどの時間として位置づけます。この期間は予習などの準備は必要ありません。  授業が軌道に乗ってから、毎回の授業の前半は社会的・文化的な背景や作家と作品についての教員による講義形式での解説、後半は事前に配布したテクストについてのグループあるいはクラス全体でのディスカッションを中心にした演習に近い形式で進めます。時間があれば関連する映像作品も授業中に扱います。3週目以降は事前に指示する作品からの抜粋(回によりますが15〜25ページ程度)を毎回読んでいることを参加の前提とします。毎回の授業の最後に短いレスポンス・ペイパーをITC-LMS上で提出してもらい、学期末には各自で選んだ作品についてのブック・レポートの提出を求めます。
成績評価方法
 予習とディスカッションへの参加度を含む平常点(30%)、毎回のレスポンス・ペイパー(30%)、期末ブック・レポート(40%)を基本として判断します。
教科書
 教科書は使用しません。授業の進度にあわせてオンラインで閲覧可能な文献のURLなどを提供します。
参考書
 必要に応じて授業中に指示します。
履修上の注意
・履修希望者はなるべく初回および2回目の授業にZoomを使ってUTASシラバスの1番下にある「オンライン授業URL」から参加してください。本格的に授業を始める3週目以降は事前に指示する作品からの抜粋を各自で読んだうえで参加してください。履修に際して前提知識や専門分野は問いません。毎回の予習をこなして議論に積極的に参加してくれるかぎり、あらゆる学生の受講を歓迎します。内容としてはS2タームの授業と連続していますが、S1タームのみの受講も可能です。 ・UTASシラバスに記載されている「オンライン授業URL」は絶対に外部に漏らさないように注意してください。万が一外部に漏れた場合、再設定が必要になってしまいます。 ・初回および2回目の授業のどちらにも参加できない場合、なるべく早い時点で教員に一度メールで連絡してください。メールアドレスもUTASシラバスに掲載されています。2回目までに参加できない場合も、カメラとマイクのついたPCが手元にない場合も、相談してもらえれば大丈夫です。 ・その他、履修に際して不安なことがあればいつでもメールでご連絡ください。