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最終更新日:2024年4月1日

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言語構造論特殊演習(3)

ドイツ語学入門 (2020年4月5日更新)
ドイツ語は英語と同じく西ゲルマン語群に属し、当然のことながら、英語との共通点を多く持つ言語である。(外国語としてのドイツ語を学ぶ際には、既知の英語とに相違点の方に目が向いてしまいがちであるが。)その一方でドイツ語は、歴史的には何の関係もない日本語とも、文法的側面においていくつかの共通点を持っている。そうしたドイツ語に関して、主に文法的(統語的)側面を中心に概観する。併せて、もし受講者からの希望があれば、ドイツ語で書かれた(言語学の)テクストを読む訓練もしたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C155603
FAS-CA4G14S1
言語構造論特殊演習(3)
稲葉 治朗
S1 S2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
授業の際に指示する。
授業の方法
詳細は受講者の関心や希望、およびドイツ語を(どの程度)理解できるかどうかを基に考えたいが、おおよそ以下のことを予定している: ・ドイツ語の文法的な側面の概観(特に英語や日本語などと比較対照しながら)。 ・ドイツ語を言語としてある程度学んでいる受講者に関しては、ドイツ語で書かれた言語学のテクストを読むことに慣れる訓練(言語学の用語やドイツ語一般のトレーニングも含む)。 ・場合によっては、受講者の関心や専門(言語)に基づいて、関連するテーマについて発表してもらう。
成績評価方法
現時点では、授業への積極的な参加、発表、レポート、試験などによって評価する予定だが、詳細は未定であり、状況に応じて別の方法をとることもあり得る。
教科書
主に配布プリントを用いる。 必要に応じて授業の際に指示する。
参考書
吉田光演他 (2001) 『現代ドイツ言語学入門』 大修館書店 清野智昭 (2008)『中級ドイツ語のしくみ』白水社 岡本順二&吉田光演編(2013)『ドイツ語の文法論』ひつじ書房 川島淳夫他 (1994) 『ドイツ言語学辞典』紀伊國屋書 Woellstein-Leisten, A. et al. (1977) Deutsche Satzstruktur. Tuebingen: Stauffenburg. Pittner, K. & J. Berman (2010) Deutsche Syntax. Tuebingen: Narr. Duerscheid, C. (2010) Syntax. Goettingen: Vandenhoeck & Ruprecht. Fox, A. (2005) The Structure of German. Oxford UP. その他、必要に応じて授業の際に指示する。
履修上の注意
受講のためには: ・「外国語としてのドイツ語を今まで学んだことがあること」が強く望まれる。 ・「ドイツ語(の言語学的側面、特に文法)に関心を持っていること」が望ましい。
その他
授業のオンライン化に伴う注意点: 授業は4⽉7⽇から始めるが、その⽇はZoom(オンラインシステム)に慣れること、および簡単なイントロを中⼼とする。 第⼆回⽬の4⽉14⽇は、この⽇が初めての受講者がいれば、第⼀回⽬と同じことを繰り返すが、状況が整えば、⾔語学やドイツ語学へのイントロ的な話を始める可能性もある。 遅くとも第三回⽬の4⽉21⽇には、通常のペースで授業を始めたい。 履修の可能性のある学生は、とりあえずITC-LMS上で履修登録がされている状態で授業に臨んでください!(登録されていないと、こちらからの連絡が届かない可能性があります。) また、UTASへのアクセス集中により、このページが(授業直前など)アクセスできなくなる可能性があるので、このページの情報(特にオンライン授業URLの部分)は、今すぐに、どこかに保存しておくことをお勧めします。