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最終更新日:2024年3月15日

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言語構造論特殊演習(2)

「語」の文法入門
 形態論・語形成論を概観し、音韻・統語・意味との接点、さらには心理言語学との関係も扱う。
 「語」は、文を構成する基礎単位として記憶される要素であることに由来する語彙性を示す一方、複数の形態素から成る場合に、文の統語構造と同様の規則性を示す側面もある。この相反する性質のせめぎ合いは、文レベルの文法からは見えてこない「語」の文法のおもしろさである。
 この授業では、形態論の基礎を学ぶと同時に、このような「語」レベルの文法の面白さを体験することを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C155602
FAS-CA4G14S1
言語構造論特殊演習(2)
伊藤 たかね
S1 S2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
(1)導入 (2)形態分析の基礎 (3)語形成(1)派生 (4)語形成(2)複合 (5)屈折(1) (6)屈折(2) (7)音韻論との接点 (8)統語論との接点 (9)意味論との接点 (10) 形態論と心理言語学(1) (11)形態論と心理言語学(2) (12) 形態論と言語の歴史 (13)まとめ (一部、変更の可能性があります。)
授業の方法
毎週、教科書をほぼ1章ずつ扱う。教科書は予習で読んできていることを前提に、授業では内容確認と疑問点の議論を中心とし、さらに発展的な課題をグループで考えていく。
成績評価方法
毎回提出する課題と、期末試験(レポートに変更する可能性もある)による。
教科書
Geert Booij (2012) The grammar of words. 3rd ed. Oxford University Press. (東大生協駒場書籍部に入荷予定;Kindle版もあります。)
参考書
授業中に指示する。
履修上の注意
予習をして授業に出席し、zoomでの議論に積極的に参加すること。
その他
第1週、第2週は、zoomの接続のテストを兼ねて、簡単なワークショップを行う予定です。 ネット環境などの理由でこれに参加できなくても、履修には問題はありませんし、成績にも影響はありません。