原典講読特殊演習（１）[学際言語科学コース]

アントワーヌ・キュリオリの著作集のなかから、比較的平易なものを読む。 おおよその内容はつぎのようである。 1/ 言語学の任務 2/ 言語学は「科学」か？ 3/ 言語体系（langue）と言語活動（langage） 4/ 観察可能なるもの（les observables）の理論 5/ メタ言語的表象体系 6/ 発話者（énonciateur）と話者（locuteur） 7/ 概念領域 8/ 中心と周縁 9/ 高い程度と評価 10/ 翻訳可能性 11/ パラフレーズ群 12/ 脱断定 13/ モダリティ

講義、講読、討議をとりまぜておこなう。

提出課題、ならびに平素の講読、討議への貢献にたいする評価をひとしく重視する。

Antoine Culioli : Pour une lingustique de l'énonciation, 1, Ophrys. Antoine Culioli : Pour une lingustique de l'énonciation, 2, Ophrys. Antoine Culioli : Pour une lingustique de l'énonciation, 3, Ophrys. Antoine Culioli : Pour une lingustique de l'énonciation, 4, Lambert Lucas.

髭郁彦ほか『フランス語学概論』駿河台出版社。 髭郁彦ほか『フランス語学小事典』駿河台出版社。

フランス語既修者にかぎる。言語学、とくに発話理論に興味があり、毎週の講読を楽しみに、精力的にすすめるひとに適した科目。

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