学部後期課程
HOME 学部後期課程 倫理宗教論演習(2)[現代思想コース]
過去(2021年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

倫理宗教論演習(2)[現代思想コース]

共創哲学の可能性~排除なき共生社会のために ★★★授業開始は2週目の10月12日です★★★
「共創哲学」というのは私が作った言葉で、英語ではinclusive philosophyとしています。私自身、すでに10年近く哲学対話という、他者と共に対話を通して考える「体験としての哲学」を学校や地域コミュニティ、企業等、さまざまな場所で実践してきました。そこでは考えることを通して、多様な人が多様なままで共にいられるinclusiveな場が作られます。それを通して世の中にはどのような排除exclusionがあるのかもわかり、今後いろいろな意味での多様な人たちが共生する社会の在り方を考えるうえで多くの示唆を得ることができます。この講義では、対話型哲学の歴史的・社会的背景から、哲学対話とその実践例について口述し、受講生にも実際に対話を体験してもらい、inclusiveな場をどのように作っていけるのか一緒に考えていければと思います。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C130902
FAS-CA4E09S1
倫理宗教論演習(2)[現代思想コース]
梶谷 真司
A1 A2
火曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
1)共創哲学とは何か? 2)哲学プラクティスの歴史的・社会的背景 3)知識としての哲学と体験としての哲学 4)哲学対話の理論(1) 5)哲学対話の理論(2) 6)哲学対話の実践(1) 7)哲学対話の実践(2) 8)社会における排除(1) 9)社会における排除(2) 10)共生社会のために(1) 11)共生社会のために(2) 12)総括討論
授業の方法
レクチャーとディスカッション。あとは対話を実際に体験する(オンラインでもオフラインでも可能)
成績評価方法
出席、授業での参加度、リアクションペーパー、レポート
教科書
とくになし
参考書
梶谷真司『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎)2018 
履修上の注意
哲学のイメージが一新します。問うこと、考えること、語ること、聞くこと、すべてを改めて考え直す授業です。難しいことは考えず、シンプルな気持ちで受けてください。 まずはオンラインで行いますが、履修者の人数や希望に応じて、対面で行うことも検討します。 ★★★授業開始は2週目の10月12日です★★★