第1回 イントロダクション 私たちの〈闇の奥〉・第一講 西洋の〈野蛮〉観
第2回 第二講 文明と野蛮の構図
第3回 ベンジャミン・ウンバ「夜明けの炎」(マイク・グレイカス編・塚本晃久訳『パプア・ニューギニア小説集』、三重大学出版会、2008)
第4回 第三講 人種差別と奴隷制
第5回 陳千武「猟女犯」(保坂登志子訳『猟女犯 元台湾特別志願兵の追想』、洛西書院、2000)
第6回 第四講 ナチュラリストと哲学者/第五講 展示されたひとりの女性
第7回 坂口䙥子「蕃婦ロポウの話」(大和出版、1961)
第8回 第六講 不平等な「科学」――人種主義と進化論/第七講 ダーウィン『種の起源』のインパクト
第9回 E.A.ポー「モルグ街の殺人」/レ・ファニュ「緑茶」(平井呈一訳『怪奇小説傑作集〈1〉英米編Ⅰ』、創元推理文庫、2006)
第10回 第八講 『人間の由来』と社会ダーウィニズム
第11回 蕭紅「手」(平石淑子訳『中国現代文学珠玉選 小説3』、二玄社、2001)
第12回 マーガレット・アトウッド「火星から来た男」(岸本佐知子訳『ダンシング・ガールズ』、白水社、1989)
第13回 学期の総括(期末報告)