順番は変わる可能性があるが、次の主題を取り上げる予定である。
1. いつから舞台芸術は「芸術」になったのか。2. 舞台芸術をビデオで観る前提、いわゆる「作品」の定義などの方法論的諸問題。3. ニジンスキー版『春の祭典』という神話的な作品。4.モダンダンスと伝統演劇における人形という存在。5. 歴史を語る方法としての人形。6. 演劇史における人形の得意な位地 7. アントナン・アルトーが求めた「残酷」な生。8.カントール作『死の教室』における生と死のゲーム。9. 太陽劇団の俳優術とその先駆者(クレイグの超人形)。10. 消滅の歴史と人形。『Kamp』の例。11.人形とロボット。パフォーマンスの一例(ベルとルロワ)。12.ジゼル・ヴィエンの作品における生と性。13. 舞踏のミイラと土方巽の『ひとがた』。