学部後期課程
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最終更新日:2024年4月1日

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応用解析および演習Ⅰ

本講義では物理工学的な現象、あるいは生物学や社会学的な現象も含めた分野で生じる様々な現象を記述し、理解するためのツールとしての数学を学ぶ。与えられた式を解くだけではなく、数式や数値のもつ意味を考え、その使い方にも目を向ける。応用解析および演習は、基礎編のIと続編のIIがあり、本講義は基礎編にあたる。この講義は2つのブロックから構成され、第一ブロックでは独立変数が1つである常微分方程式の解き方を学ぶ。さらに,1変数の数値解析について学ぶ。第二ブロックでは卒業研究などで、実験データを整理し解釈するために必要となる「統計的解析」の基礎を学習する。いずれも、その後の学習や研究で必要となる基礎的な事項である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060411010
FAG-MG3001S1
応用解析および演習Ⅰ
海津 裕
S1
火曜1限、金曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
農学部
授業計画
4月10日(金)は、アクセス確認のためのオンライン授業を行います。時間割通りに始めます。この回のURLは、シラバス(本ページ)の一番下にある「オンライン授業URL」で通知します。 はじめの10分間は学生の皆さんがアクセスするのを待っています。アクセスがおおむね済んだ時点で20分間程度(予定)、授業のアウトライン、成績評価方法、授業用資料などの説明をし、注意事項を述べます。 4月14日(火)からは授業の内容に入ります(オンラインで実施)。 ー常微分方程式ー 1.変数分離形、同次形、非同次方程式(定数変化法) 2.特別な形の方程式、2階微分方程式の階数の引き下げ 3.連立微分方程式、演算子法(1) 4.数値計算法(1) 5.数値計算法(2) ー数値データの統計的解析ー 6.統計的解析の基礎  7.確率変数と確率分布 8.中心極限定理 9.標本分布 10.標本平均の確率分布 11.仮説検定
授業の方法
講義および演習 本講義では、A方式とB方式で授業を行います。 〔A方式〕 履修者には事前に配布資料を配信し、授業は原則Zoomの音声のみ(画像情報は流さない)で行います。履修者は手元の配布資料ファイルを見ながら教員の音声を聞いて受講します。 〔B方式〕 Zoom上でスライドを順に見せて説明します(映像と音声を両方用いる)。念のため、資料は事前に配信します。 講義資料の配布は、ITC-LMSを通して行います。
成績評価方法
出席とレポートにより評価。 ただし、担当教員ごとに成績評価を行い、それらを統合したものを科目の評価とする。特定の時期のみ集中して出席しても、単位は取得できないので注意すること。 レポートの課題と提出方法・期限については、各担当教員の指示に従うこと。
教科書
技術者のための高等数学 1 微分方程式 原書第8版 ISBN 978-4-563-01115-4 通販等で購入することが望ましい。 https://www.kinokuniya.co.jp/***** 紀伊国屋書店 https://www.amazon.co.jp/***** アマゾン
参考書
統計学入門 東京大学教養学部統計学教室編 東京大学出版会 978-4130420655
履修上の注意
出席とレポートにより評価。 ただし、担当教員ごとに成績評価を行い、それらを統合したものを科目の評価とする。特定の時期のみ集中して出席しても、単位は取得できないので注意すること。 レポートの課題と提出方法・期限については、各担当教員の指示に従うこと。
その他
2回目以降, 第2ブロックの統計解析では、統計解析ソフトウェアRを使用する予定である。初めに114/115教室で講義を行った後、7号館B棟地階のパソコンラボに移動して演習を行う予定である。 (変更)-> 各自の端末でRによる演習が可能であれば演習も実施する。
実務経験と授業科目の関連性
民間企業における技術者としての勤務経験および研究機関における研究者としての勤務経験を持つ教員が実務経験を活かして応用解析について講義する。