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最終更新日:2024年4月22日

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保全生態学実習

保全生態学実習/Practice in Conservation Ecology
 保全生態学の基礎となる野外調査および室内実験の手法、データ解析などについて学ぶ。
 野外実習では、以下の3課題を学ぶ。1) 葛飾区にある水元公園において、鱗羽目昆虫類(チョウ類)の採集・観察・同定方法について実習するとともに、野外で得られた実際のデータを用いて、その適切な統計解析手法について学ぶ。2) 西東京市にある生態調和農学機構において、水田の管理、イネの栽培方法について実習するとともに、水田や畑に依存して生息する様々な生物について観察し、環境保全型農業に関する基礎的知識を習得する。3)農研機構 農業環境変動研究センター を見学し、研究の最前線を学ぶ。
 また、実験室での実習では、4) 遺伝子組換え技術により作出した環境負荷低減植物の解析手法を学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060407040
FAG-MS3006P1
保全生態学実習
吉田 薫
S1 S2 A1 A2
S1: 火曜3限、火曜4限 他
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
農学部
授業計画
1)都市化が鱗翅目昆虫類に及ぼす影響の実態を解析(S1, SPターム) 2)水稲栽培、里地里山実習(S1, SPターム) 3)農研機構 農業環境変動研究センター 見学(SPターム) 4)遺伝子組換え技術により作出した環境負荷低減植物の解析(A2ターム) 問い合わせ先:保全生態学研究室 吉田(ayosida@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp)
授業の方法
1)都市公園において実際に鱗翅目昆虫類の採集・観察を行うことで、フィールド調査の進め方について学ぶ。また、得られたデータの解析から、フィールド研究における適切な統計処理方法について学ぶ。 2)農業生態系、特に水田を中心として、稲作の実態を体験するとともに、水田を生息環境として利用する植物、昆虫、動物について、その調査・評価手法を現場での体験を通して学ぶ。 3)農研機構 農業環境変動研究センター を見学する。 4)遺伝子組換えの手順を学ぶとともに、組換え植物において導入遺伝子の最適な発現調節を行うための技術と理論を学ぶ。さらに、環境保全型農業における遺伝子組換え技術の利用についての知識を学ぶ。
成績評価方法
1)出席と課題に対するレポート提出により評価する。
教科書
必要な資料は、その都度配布する。
参考書
必要な資料は、その都度配布する。
履修上の注意
1) 都市における鱗翅目昆虫類の解析:4月23日、5月7日、5月21日、5月28日、6月8日 、6月25日、全て午後                  (予備日:6月1日) 2) 西東京市生態調和農学機構での実習:5月14日午後、6月5日午後、7月3日午後、8月21日午前、9月18日午後に行う。 3) 農研機構 農業環境変動研究センター 見学 7月5日午後 4) A2タームの実習:11月28日、12月5日、12月12日、12月19日の午後 詳細は、必要に応じてメールで通知する。
その他
2019年度シラバス作成教員:吉田 薫