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最終更新日:2024年3月15日

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応用数量経済分析

農業経済学領域での応用を念頭に置いた計量経済分析の方法を学習する.実際にPCを使用した演習を,統計ソフトウェア/統合開発環境であるR/RStudioのクラウド版RStudio Cloudを利用し実施する.仮説設定,データの取得・加工・分析・考察に至るまでの一連の知識・技術を身につけ,自身の関心のあるテーマに応用するための基礎を築くことを本授業の目標とする.(初回授業[9月25日13:00-]は「オンライン授業URL」からZOOMを起動し実施します.)
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060320800
FAG-CE3E14L1
応用数量経済分析
関係各教員
A1 A2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
第1講:イントロダクション ・本授業について ・RStudio Cloudの導入と基本操作 第2講:データ取得・加工 ・tidyverseによる前処理方法 第3講:記述統計・データ可視化 ・データ要約とggplot2による可視化 第4講:クロスセクションデータによる回帰分析 ・最小二乗法(OLS method)による推定と結果の解釈 ・推定結果の視覚化 第5講:発展的な回帰分析 ・推定量の望ましい性質を確保するための方法と実践 第6講:パネルデータの扱い ・データ構造の理解と視覚化 第7講:パネルデータによる回帰分析 ・変量効果・固定効果モデルとそれらの解釈 第8講:データ取得・加工・分析 ・ここまで学習した内容について異なる実データを用いて応用 第9講:データ加工・分析 ・ここまで学習した内容について異なる実データを用いて応用 ・回帰分析の結果解釈について気を付けるべき事項の確認 第10講:オリジナルの分析 ・自身の関心のあるテーマについて,データ分析の計画を立てる 第11講:その他のモデルと手法 ・予測・分類や因果推論に関する他のモデルを用いた分析方法を概観する 第12講:オリジナルの分析についての発表① ・自身の関心のあるテーマについて,計画したデータ分析の流れと気を付けるべき点について発表する 第13講:オリジナルの分析についての発表② ・自身の関心のあるテーマについて,計画したデータ分析の流れと気を付けるべき点について発表する 第14講:総括
授業の方法
ZOOMによるオンライン講義を行う. PCを用いて実習を行う.
成績評価方法
平常点(課題・発表):100% 多くの講義回でデータ分析の課題の提出を求める. 筆記試験は行わない. 第12,13回で簡単なデータ分析に関する発表を行い,その内容についても加味する予定.
教科書
独自の資料を配布する.資料は原則日本語とする.
参考書
松村ほか(2018)『RユーザのためのRStudio[実践]入門−tidyverseによるモダンな分析フローの世界−』技術評論社. F. Heiss(2016)”Using R for Introductory Econometrics” Amazon Digital Services. J.M. Wooldridge(2012)” Introductory Econometrics: A Modern Approach” Cengage Learning.
履修上の注意
ITC-LMSを補助的に使うので,履修登録は速やかに行うこと. 初回授業(9月25日13:00-)は「オンライン授業URL」からZOOMを起動し実施する. 第二回以降の授業については都度URLを共有する. 基礎的な確率・統計学の知識のあることが望ましい.