学部後期課程
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最終更新日:2024年4月22日

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魚病学

魚類を中心に水生動物の疾病について講義をする。主として種苗生産や養殖などの産業を障害する疾病を対象とする。講義の内容は、2つに大別される。第1は、総論である。先ず水生動物の解剖学的ならびに生理学的特徴に基づく病理学的特性や水圏の環境学的特徴に基づく病因学的特性について解説し、次に種苗生産や養殖などの水圏生物生産の過程で発生する疾病について、その特性を生産技術との関係などから論ずるとともに、それらの診断や予防・治療の基本について概説する。第2は、各論である。病因によって類別し、環境・飼料・その他による非感染症、ウイルス・細菌・真菌・原生動物・後生動物による感染症の主要なものについて、研究史、罹病魚種、原因、症状・病理、対策などを解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060320310
FAG-CL4Q19L1
魚病学
良永 知義
S1
火曜1限、金曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
開講 4月17日1限 1)魚病の特性 2)種苗生産と魚病の関係 3)養殖と魚病の関係 4)診断・治療 5)防疫 6)環境性疾病・飼料性疾病・その他の非感染性疾病 7)ウイルス性疾病 8)細菌性疾病 9)真菌性疾病 10)原生動物性疾病 11)後生動物性疾病Ⅰ
授業の方法
教員の作成した資料とPowerPointによるスライドを併用して講義を行う。
成績評価方法
定期試験によって評価する。 定期試験 実施日時:6月4日(火曜日)8:30-10:15 補講機関であることに注意(通常の講義を行った後に、試験を行う) 場所:農学部2号館 化学第2講義室
教科書
特に教科書は用いず、教員の作成した資料を教材とする。 以下の書籍を参考書として推奨する。 獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠 魚病学 ISBN978-4895310260 魚病学概論 改訂第2版(恒星社厚生閣)ISBN978-4-7699-1267-5 魚介類の感染症・寄生虫病(恒星社厚生閣)ISBN4-7699-1001-0
参考書
獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠 魚病学 ISBN978-4895310260 魚病学概論 改訂第2版(恒星社厚生閣)ISBN978-4-7699-1267-5 魚介類の感染症・寄生虫病(恒星社厚生閣)ISBN4-7699-1001-0
履修上の注意
特になし
その他
作成者:良永知義
実務経験と授業科目の関連性
担当者は農林水産省養殖研究所(現 国立研究開発法人 水産研究・教育機構 増養殖研究所)病理部で魚病の研究業務を行った。